Red Hat、新戦略『Linux Automation』でシェア拡大を目指す『Linux』ベンダー Red Hat は7日、同社の OS『Red Hat Enterprise Linux』(RHEL) を企業向け市場に行き渡らせるための新戦略『Linux Automation』を発表した。
その戦略の一環として、Amazon.com のユーティリティ コンピューティング サービス『Elastic Compute Cloud』(EC2) を通じ、RHEL がオンデマンド方式でも利用できるようになる。ほかにも Red Hat は、アプライアンス用途に最適化したバージョンの RHEL を発表し、さらには仮想化能力を強化した RHEL 5.1 の提供も開始した。 Red Hat のワールドワイド エンジニアリング担当副社長 Paul Cormier 氏は、同日の電話会見の中で次のように語った。「当社は、企業向け市場においてスタンダードになった。このオープンソース プラットフォームを押し広げていくことにより、2015年までに当社の世界サーバー市場におけるシェアが2倍以上に伸び、50%を占めるようになると予測している」 新戦略の中心にあるのは、Red Hat が掲げる「いつでもどこでもどんなアプリケーションでも」実行できるようにするという目標だ。Red Hat の企業向け Linux 事業担当副社長 Scott Crenshaw 氏によると、毎月新たに数百のアプリケーションが RHEL 上での動作保証認定を得ているという。 今回の発表の主眼は RHEL の利用可能な範囲を拡げることにあり、ソフトウェアベンダーの求めるアプリケーション配備方法に関わりなく、1度だけ RHEL の動作保証認定を受ければ済むようになることで、「いつでもどこでもどんなアプリケーションでも」という Red Hat の構想は実現に近づく。ソフトウェアベンダーの視点で見れば、こうした動作認定済みアプリケーションは、今回発表があったオンデマンド利用を含むさまざまな RHEL 環境にも対応を謳うことが可能となる。 関連記事 最新トップニュース
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