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Oracle の CEO、基調講演の話題は『Linux』と『Fusion』Oracle の CEO (最高経営責任者) Larry Ellison 氏は14日、サンフランシスコで開催された同社イベント『Oracle OpenWorld』(11-15日) の基調講演で、仮想化、『Linux』サポート、『Fusion』技術に基づくアプリケーションといった話題を総括した。
まず Ellison 氏は Linux に関して、2006年10月にRed Hat 版 Linux のサポートを発表して以来、Oracle は Diebold、iHop、Timex、Abercrombie & Fitch、ラスベガス市といった著名な企業や自治体をはじめ、1000以上の新規顧客を獲得するなど、大きく前進したと述べた。 Ellison 氏はさらに、Red Hat が両社にとって「健全な市場」で成長していることを評価し、次のように語った。「当社は、Linux 製品を下から支える仮想化製品『Oracle VM』を出荷してコードスタックの一本化を図るといったように、Red Hat がやっていないようなこともやっている。Red Hat の Linux 上で動作するアプリケーションなら、Oracle の企業向けソフトウェア上でも変更なしに動作する」 講演の大部分を占めたのは、Oracle が Fusion と呼ぶ次世代アプリケーション群に関する話題だった。Ellison 氏によると、最初の Fusion アプリケーションは、同社のいわゆる「業界標準のミドルウェア」とサービス指向アーキテクチャ (SOA) に基づくもので、遅くとも2008年半ばにはリリースする予定という。同氏は、「もう少し早く出荷できるよう願っている」と述べた。 Ellison 氏によれば、Fusion に対する要望について話し合った中で、顧客が最も懸念していたのは、既存のアプリケーションと共存可能かという点だったという。同氏は、Fusion は付属の「統合パック」を介して、広く使われている 経営資源管理 (ERP) システムや 顧客関係管理 (CRM) システムと統合できると約束した。「Fusion と ERP システムは統合可能だ。そうあるべきだし、そこに顧客のデータが存在するからだ」と同氏は述べた。 Ellison 氏が顧客たちの懸念としてさらに2つ挙げたのは、Fusion が単なる「クールな新技術」ではなく企業に大きな利点をもたらしてくれるものなのかという点と、顧客側で社内システムにインストールする以外にサービスとしてのソフトウェア (SaaS) としての利用も可能かという点だ。同氏は、実際に Fusion は社内インストールと SaaS の両方で利用可能になると述べた。
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