通勤に電車を利用している方は車内で辺りを見回してみよう。業種・サービス・商品を問わず数多くの吊り広告に検索窓が入っているのに気付くはずだ。しかし、残念な事に検索をしてみようと思わせる広告を目にする機会は非常に少なく、単に広告の余白を利用して検索窓を設けているだけに見えるケースが多い状況である。これは交通広告に限った事ではなく、テレビ CM や雑誌など他メディアでも同様の傾向が強まっている。
もう一点、ユーザーの立場になって考えて欲しい事がある。「○○で検索」と広告に促されて検索をした際に、到達した Web サイトに検索窓のあった広告ですでに目にしたのと同程度の情報しかなかったとしたら、あなたはどう思うだろうか?
先にも記したがユーザーは、関心があるから検索をしたのであり、検索をしたからには広告で知り得なかった更なる情報を求めているのである。広告と Web サイトに同程度の情報しかないとなると「検索をさせられた」ユーザーにとっては期待外れとなり、マイナスの印象さえ残しかねない。そもそも、検索窓を設けた広告上で伝達できた情報を見せるために改めて Web サイトへ誘引する意義を考え直す必要があるだろう。