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ストック型とフロー型のミニブログ最新動向昨年から盛り上がりを見せるミニブログ。昨今ではますます利用者数もサービスの種類も増えている。
ミニブログとは、マイクロブログとも呼ばれ簡易に情報を投稿できるサービスのこと。しかし単純にブログのミニ版ではなく、独自の特性を兼ね備えたサービスが多い。 たとえば、Twitter や Tumblr などが代表的なミニブログである。そのようなミニブログの最新動向を以下にお伝えする。 ■フロー型ミニブログの魅力
最初にご紹介するのは、日本でも多くの利用者を集める「Twitter」。 「今何をしているか?」ということを投稿するサービス。たとえば「これから渋谷ー」「今起きました」などの言葉が飛び交う。 ただし、それだけではなく「今思いついたこと」「ちょっとしたメモ」などあらゆる情報が投稿されている。そしてそれらの情報を友人と共有し、緩いコミュニケーションを図る。 Twitter が受けているのは、投稿コンセプトの秀逸さというよりも、投稿の容易さにある。 その容易さには2種類あり、1つは仕組みとしての容易さである。たとえば、Twitter では、Web ブラウザからだけではなく、メッセンジャーや携帯電話、独自のアプリケーションから簡単に情報を収集・投稿できる。そのため自分に合った投稿の仕方を選ぶことができる。 もう1種類としては心境としての投稿の容易さである。Twitter の情報はカテゴリや時系列にアーカイブされずにどんどん流されていく。書いたものがどんどん埋もれていくので、気軽に情報を投稿できる。その点で、Twitter は情報がフロー(流れる)する Blog だといえる。また、多くの分量を書かずとも良い点も投稿の容易さを促進する。1行の思いつきでも、ちょっとしたコメントでも何でも投稿することができるのだ。 この2点の容易さが Twitter の大きな魅力である。 ■フロー型ミニブログいろいろ このようなフロー型ミニブログは様々な種類が存在する。 たとえば、「emotionr」では、自分の感情を加えて情報を投稿することができる。 つまり Twitter が「今の行動」を投稿するサービスならば、これは「今の気分」を投稿するサービスだといえる。もしも利用者が増えるならば「いま、大阪の人は全体的に怒っているな」というようなものも見えるかもしれない。
また、注目を集めているサービスとしては「dopplr」がある。これは「これから行く場所」を共有するフロー型ミニブログだ。 たとえば「来月にニューヨークに行きます」という情報を投稿する。すると、友人はその場所に応じた情報を提供してくれるかもしれない。あるいは、同じタイミングで同じ場所に行く友人が見つかるかもしれない。 あるいは、知らない人でも、同じ場所に行くという繋がりからコミュニケーションが始まるかもしれない。行く前に現地の気温や気候を聞くこともできるだろう。場所を通じた緩いコミュニケーションサービスといえる。 また、ほかには「mysay」では音声コメントで情報を投稿することができる。もはや「書くことさえもめんどくさい」という人にはうってつけのサービスではないだろうか。 日本でも、このフロー型ミニブログはますます増えており、今後の展開が期待される。 ■ストック型ミニブログ
Twitter が情報を流し続けるフロー型ならば、「Tumblr」はストック型ミニブログといえる。 この Tumblr では、文章引用や画像の転載(リンク)を簡単に行うことができる。そのため「記事を書かなくても Blog が成立する」という不思議な特質を備えている。 その結果生まれるのは、自分の好みに沿った情報の集積体だ。フロー型と違って、そこには自分の嗜好が集積されストックされる。 いわば、「名言」や「気に入った画像」「気になる動画」の集合体が、Tumblr なのだ。実際、何かに特化した Tumblr が人気を集め、たとえば「水着の女性だけを集めた Tumblr」や「広告関連に特化した Tumblr」など数多くの Tumblr が存在する。蛇足だが私自身、ソーシャルメディアの情報を集めた Tumblr を更新しているが、後々、情報の確認に活用している。 類似サービスの違いとして、ブックマークサービスと違うのは、画像や動画を入れることができる点だろう。また URL だけでなく言葉を抜粋できる点も便利だ。 また、もう1つの特徴として Reblog という機能がある。他のユーザの記事を簡単に自分の Tumblr に取り込むこともできる。そのため、優れた情報はあっという間にユーザ間に伝播していくという傾向もある。 ■ストック型ミニブログサービスいろいろ
Tumblr に非常に似たサービスとしては「Soup」がある。 大きな違いはないが、UI やデザイン、機能に若干違いがあり趣味で Tumblr と使い比べてみるのもいいだろう。最近公式オープンしたばかりでまだまだ Tumblr よりは利用者は少ない。 ほかには、モバイル版ミニブログとでも言うべき「zannel」がある。こちらでは画像や動画の情報がメインとなっている。 また「utterz」では、フロー型とストック型のハイブリッドミニブログである。特徴としては、各情報にランク付けができるため、後々、人気順や評価順で情報を検索することができる。 このようにミニブログは世界中で盛り上がっている。そしてこれら Blog や SNS の代替として存在するのではなく、並行するものとして新しいコミュニケーション形態を提供してくれる。 この点においては、このようなミニブログはインターネットでの情報交換をますます活性化させてくれることだろう。 記事提供:アルカーナ株式会社
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