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2007年12月5日 12:00

Cisco、真の高速性を兼ね備えた不正侵入防止アプライアンスを発売

企業の IT 機器購入担当者はずいぶん以前から、ネットワーク機器ベンダーがデータシートに記した性能と、実際に購入した機器の性能との差について神経を尖らせてきた。ネットワーク機器大手の Cisco Systems は、少なくとも不正侵入防止システム (IPS) に関して、4日に出荷開始を発表したハイエンド向けアプライアンス『Cisco IPS 4270』がそうした懸念を解消するものになると考えている。

Cisco の考えは、IPS が取り扱うトラフィックの種別を厳密に定義し、そのタイプごとに性能を評価することで、購入者の期待を裏切ることがなくなるというものだ。もちろんセキュリティ面も強化しており、特に複雑さの増すデータセンター環境に対応するため、柔軟な運用性と仮想化対応も実現している。

同社によると、現在トラフィックには明確な種別が存在するという。それはトランザクション型とメディアリッチ型だ。リッチコンテンツ、動画、コラボレーション ツールなどのファイル転送がメディアリッチ型トラフィックに当たる。

Cisco の製品マーケティング担当シニアマネージャ Robert Berlin 氏は、取材に対して次のように語った。「(メディアリッチ型トラフィックでは) 接続頻度こそ多くないが、トラフィックの性質上、1セッションあたりの接続時間が長くなり得る。これに対して、金融機関などで発生するのがトランザクション型の性質を持つトラフィックで、接続確立後すぐに終了する」

Cisco IPS 4270 は、メディアリッチ型トラフィックで4Gbps (毎秒4ギガビット)、トランザクション型トラフィックで2Gbps の処理速度を誇り、最大で1秒あたり2万件のトランザクションに対応できる。Berlin 氏によると、これらの数字はすべての不正侵入識別情報を有効にして計測した実際の処理速度だという。

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