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2007年12月5日 12:00

Microsoft、『Vista SP1』で海賊版対策の機能制限を廃絶へ

著者Sean Gallagherオリジナル版を読む海外海外発
Microsoft は2008年第1四半期リリース予定の『Windows Vista Service Pack 1 (SP1)』で、Windows Vista の海賊行為防止機能を削除する計画だ。

具体的には、使用中の OS の正規品認証が通らない場合、Windows Vista の各機能が使えなくなる「停止スイッチ」を外すというものだ。この制限機能は、海賊版対策として設けているものだが、同 OS において最も論議を呼んでいる存在でもある。

Microsoft の Windows 製品マーケティング担当副社長 Mike Sievert 氏は、声明で次のように述べた。「われわれの全体戦略に変わりはない。しかしわが社は Vista SP1 により、正規品か否かで異なる Windows Vista のユーザー体験の差を調整する予定で、いずれ『Windows Server』でも同様のことを行なう」

Vista の現行品は、海賊行為防止プログラム『Windows Genuine Advantage』(WGA) に対応する機能を備えている。この機能により、Microsoft が運用中のシステムを正規品だと確認できない場合、OS の各機能が使用不能になる。ある程度の猶予期間はあるが、その後は WGA の認証を通さない限り、OS の一部は利用できないままとなる。

だが Vista SP1 適用後のシステムでは、たとえ WGA の認証に通らなくとも、OS の全機能にアクセスできるようにするという。その代わりに Vista では、Windows のデスクトップを変更したり、何らかの警告メッセージを出すことで、正規品でないことをユーザーに警告する。

「非正規品だと認定されたシステムのユーザーは、システムの状態および正規品の入手方法について、繰り返し明瞭な注意を受ける。OS の各機能が利用不能になることはないが、自分の Window Vista が正規品ではなく、改善策をとらなければならないことが、非常に明確に伝わる」と、Sievert 氏は語った。

同氏によると、海賊行為対策については『Windows Server 2008』でも Vista SP1 と同様の手法をとるという。

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