![]() ![]() ![]() ![]() Opera が Microsoft を独占禁止法違反で提訴この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20071214/11.html
著者:Stuart J. Johnston
海外internet.com発の記事
欧州連合 (EU) の欧州第一審裁判所 (CFI) は2007年9月、Microsoft が市場における支配的地位を濫用したとする欧州委員会 (EC) の2004年の裁定を全面的に支持する判決を下した。観測筋の間ではこれを受けて、Microsoft に対する新たな独占禁止法訴訟が持ち上がるのも時間の問題だという見方が広がっていたが、それが現実のものとなるのにそれほど長くはかからなかったようだ。
Web ブラウザ『Opera』の開発元で、ノルウェーのオスロに本拠を置く Opera Software は13日、Microsoft が『Windows』と『Internet Explorer』(IE) のバンドルを継続し、ブラウザ市場を独占しているとする訴状を EC に提出した。 Opera Software の CTO (最高技術責任者) を務める Håkon Wium Lie 氏は取材に対し、「当社が EC に求めているのは、IE を Windows から切り離すことと、IE を国際的に認知された Web 標準に準拠させることだ」と語った。 Opera は訴状のなかで、Windows と IE のバンドル廃止か、IE 以外のブラウザをプリインストールした Windows の販売のいずれかを Microsoft に命じるよう、EC に対して求めている。 また、Opera のプレスリリースによれば、「悪名高い『Embrace, Extend and Extinguish (取り込み、拡張、抹殺)』戦略で競合技術を封殺するのではなく」、Microsoft が Web 標準を完全にサポートすることも求めているという。 Lie 氏によると、IE は一般的なインターネット標準を完全には満たしておらず、特に『XHTML』『Document Object Model』『Cascading Style Sheets』への対応については Web 標準に準拠していないという。「Microsoft は、他社製品との相互運用性にほとんど関心がないようだ」と Lie 氏は付け加えた。 Microsoft を批判する非営利組織 European Committee for Interoperable Systems (ECIS) も Opera の訴えを支持している。Opera は ECIS の会員でもある。 ECIS の広報担当で法律顧問を務める Thomas Vinje 氏は、声明の中で次のように述べている。「Microsoft が濫用的なビジネス手法を改め、米国や EU が同社の不当なバンドルを最初に指摘した際に定められた原則に従わないかぎり…(中略)… Opera をはじめとする革新的なブラウザは IE と平等に競争できず、競争から生まれる革新や選択肢といった利益が消費者から奪われ続けるだろう」 |