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米陸軍が iRobot と2億8,600万ドルの契約を締結へ
米陸軍は20日(現地時間)、iRobot と2億8,600万ドルの契約を締結したことを発表した。今後5年間、陸軍は最大3,000体の軍用ロボットを発注でき、交換部品の確保、トレーニング、修理などの各種サービスを受けることが可能となる。緊急配備のため、まず101体のロボットが即時納品される。
この契約は xBots と呼ばれ、アラバマ州レッドストーンアーセナルにある Robotics Systems の共同計画局に代わり、今月12日に iRobot と米陸軍 PEO STRI(Program Executive Office for Simulation, Training, and Instrumentation)との間で締結された。 iRobot によると、「この契約は、陸軍が戦闘でロボットを使用する転換点となる」という。これまで、限られた数のロボットが、爆発物の取扱いを唯一の目的として配備されていたが、この契約により、 xBots が大規模展開され、一般歩兵でもロボットの使用が可能となる。 iRobot が納品するのは「iRobot PackBot 510 with FasTac Kit」だ。これは、遠隔操縦アームと低光量でも撮影できるズームカメラを備えた、小型軽量ロボットである。歩兵が疑わしい物体の調査や沿道の爆弾調査などを行う場面で用いられる。 「カメラと遠隔操作アームを備え、人による運搬が可能なロボットシステムにより、簡易爆発物の脅威に対処し、人員に対するリスクを最小化できるといっても過言ではない」と、 PEO STRI プロジェクトのロボット支援ディレクターである Dennis Schneidor 氏は語った。「これは戦場で必要不可欠な作業であり、被害の減少に即時かつ直接の効果がある」(Schneidor 氏)。 「ロボットによって、安全な場所から危険なミッションを完遂できるという大きな利点が、わが国の陸軍にもたらされる。すなわち、より多くのロボットを配置することで、より大きな戦略的優位がもたらされる。われわれは、これらのロボットを緊急配備でわが国の陸軍に提供することを誇りに思う」と、iRobot の行政および産業ロボット部門長の Joe Dyer 氏は語る。 今回の契約は当初、元 iRobot の社員、Jameel Ahed 氏が率いる Robotic FX との間で締結された。iRobot は Ahed 氏と Robotic FX に対して特許侵害と企業秘密横領の2件で告訴し、両件とも iRobot が勝訴している。
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