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地図を活用したソーシャルメディアサービス

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Google マップなどの API を公開する地図サービスが増えてから、数多くの地図サイト(マッシュアップサイトも含め)が登場している。

地図を使った口コミサイトから、地図を共有するサイト、はたまた地図から人を探すサイトなど種類は多様に富んでいる。

今回は、そのような地図を使ったソーシャルメディアをご紹介する。

■地図から情報を検索する

Yelp


地図サービスでよく利用されるのは「ある地点の近くにある店を探す」という使い方だろう。たとえば初台駅の近くのカフェや自宅の近くのレストランなどなど。

そのようなサイトでもっとも人気を集めているのがこの「Yelp」。月間のビジターは100万を超え、ページビューは400万を超えるという。

ここではレストランやショップなど地域にある各種店舗の情報を調べることができる。またユーザーのレビューも盛んで、人気のある店を簡単に探すことができる。

そのようなレビューをニッチにしたのが「Sundance Channel」が提供する「Green Map」。

これも同様に地図上に様々な情報が公開されている。ただし、これは地図上に表示されるのは「エコ」なもの限定。たとえば環境問題関連のイベントやエコロジー商品を売っているお店などが表示されている。

また変わったところでは NY の一地区(Lower East Side)をオンライン上に再現した「VLES」というものがある。

利用者はアバターを利用し、その町を散策可能。実際に現地で行われたコンサートの動画などを見ることができる。

■ある情報を地図上に可視化する

mapdango


「地図から情報を探す」のとは逆に、「情報を地図上で見る」という使い方も地図サービスならではだ。

mapdango」はアメリカでよく見かけるクラシファイド(3行広告)サイトの1つ。ただし、地図をうまく活用している点が他のサイトと異なる。

たとえば「仕事」や「借りれる部屋」を地図上で見ることができる。場所が重要となる物に関しては非常に便利なサービスだといえる。

また「Visual eBay」を使うと eBay に出品されているものが、どの地域のものなのかを可視化してくれる Google Maps とのマッシュアップ。「近所の人から購入したい」というものがある時には使えそうだ。

またこの「RealBird.com」では地図を使って不動産を検索できる。

ユニークなのは、物件の場所が表示されるだけではなくバブルマップを活用している点。登録されている不動産の数が多い地域はバブルが大きく表示される。そのためアメリカ全土でどのあたりの物件の取引が活性化しているか見ることもできる。

■地図でコミュニケーション

fatdoor.com


また地図を使ったコミュニケーションサービスも増えてきている。たとえば地図上から近くに住んでいる人を探すことができるサービス「fatdoor.com」。「Microsoft Virtual Earth」をベースにしている。

このサイトの地図上に自分の家を表示。それを見た人がそこからコンタクトを取ることができる。また逆に、自分の近所に住んでいる人を探すことも可能。プライバシーの面に関して怖い側面はあるものの、面白い試みだといえる。

また似たサービスとして「TOWNKINGS」というものがある。

これも地図上に自分の住んでいる場所を登録する。そして近くにいるユーザーを探すことができる。さらには、fatdoor と異なり、近くのイベント情報を調べることもできる。また町ごとに人気のユーザーもわかるので、「ミス地元」のような盛り上がりも今後はありえるかもしれない。

変わったところでは、自分で地図を作ってそれを共有するサービス「ongopongo」がある。このサイトでは自分の好きな地図を共有できる。たとえば UFO の移動ライン、旅行マップ、市民戦争の地図などが公開されている。

digg のように人気地図への投票を行うこともできるので地図好き(?)にはたまらないサイトとなるだろう。

■ユニークな地図のソーシャルメディア

Tall Eye


「このまま、まっすぐ行けばどこにたどり着くのだろう?」と考えたことはないだろうか?その答えを教えてくれるのがこの「Tall Eye」。

ある地点を設定し方向性を決めれば、「そのまま歩き続ければ辿り着く場所」を教えてくれる。なんとも浪漫溢れるサービスだ。

また「Vision 20/20」というサイトはなんとも強烈。

アメリカの性犯罪者がどこにいるかを地図上に表示。「Windows Live Maps」とのマッシュアップサービスだ。諸所の問題はあるものの、治安などが気になる人には参考になるのかもしれない。

また、個人的に好きなのは地図をクイズにすることができる「placeSpotting.com」。

Google マップの1場面を表示し「ここはどこか?」ということを回答する。「パイロットになりたいなら必ず行かなくてはいけないところですよ」といったようなヒントも出すことができる。回答方法としては、地図の同じ場所を探し出せば OK。しかし難しい・・・。

このように地図を使ったソーシャルメディアはまだまだ発展途上だ。SNS や Blog、EC サイトなど既存のサイトも地図を取り込むケースも少なくない。

そう考えると、まだまだ地図サービスには可能性が残されているような気もする。


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