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未利用のディスク領域を集めてストレージを構築する『SANware』考えてみてほしい。ずらりと並んだデスクトップ PC のうち、その性能を使い切っているものは果たして何台あるだろうか? そもそも、現有の性能を本当に必要としている PC があるのかさえ疑わしい。そのような未使用のディスクスペースをグリッドのように1つにまとめ、ニーズの高まっている大容量ストレージを作ることはできないだろうか。これこそ、データストレージ構築を考える多くの中小企業が向かおうとしている道だ。
新興企業 RevStor の データ保護ソフトウェア『SANware』は、個々のネットワーク PC にインストールしたエージェントが各 PC の空きディスク領域をまとめ、フォールトトレラントなストレージアレイを作る SAN (Storage Array Network) ツールだ。これと似た手法はさまざまな分野で使われている。たとえば、科学の世界では PC の演算能力を集めて地球外生命体を探索している『SETI@home』があり、『BitTorrent』をはじめとするファイル共有サービスも同様の手法を採用している。 業務の重要性に応じて、ユーザーはデータの種類ごとにフォールトトレランス レベルを指定できる。ハッキングやデータ盗難を防ぐためデータファイルはチャンク化され、ストレージネットワークのなかで分散して保存される。さらに、階層型のアクセス制限や256ビットの AES 暗号も利用できる。RevStor の最高経営責任者 (CEO)、Russ Felker 氏によれば、セキュリティ機能の一部として、ユーザーの操作やファイルの挙動のオーディット トレイルも記録できるという。 SANware の利用には最低10台の PC が必要だ。OS は Windows のほか『Mandriva』『Debian』『Red Hat』『Ubuntu』『SUSE』などのオープンソース プラットフォームにも対応している。最低システム要件は、500MHz の『Pentium II』プロセッサ、64MB の RAM、4GB の空きハードディスク容量となっている。価格は、Felker 氏によれば、1テラバイトあたりの「原価」にして約2500ドルだという。 関連記事 最新トップニュース
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