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2008年1月18日 11:20

Microsoft、障害者補助技術を業界団体に寄贈し公開

著者David Needleオリジナル版を読む海外海外発
Microsoft は2007年12月、障害者にも使い易いハードウェアおよびソフトウェアの開発を支援する業界団体 Accessibility Interoperability Alliance (AIA) を設立することに尽力した。そして同社は17日、より具体的な開発支援手段を発表した。

Microsoft は、同社の障害者補助技術 API『UI (User Interface) Automation Specification』を AIA に寄贈したと発表した。Microsoft は、AIA が同 API を他のプラットフォーム向けに移植するにあたり、実装時に Microsoft の特許の利用許諾が必要なときはロイヤリティフリーで提供するとも述べている。AIA には、Microsoft と競合する Adobe、Novell、Oracle といった企業も名を連ねている。

Microsoft の Windows Accessibility チームを率いる Norm Hodne 氏は、取材に対し次のように語った。「われわれが開発した API をオープンソース化し、それを AIA が『Windows』『Linux』『Mac』のどれでも望みのプラットフォームに移植できるようにするため、寄贈することを決めた」。Hodne 氏によると、Microsoft はすでに、Novell との提携関係を活用し、同 API の Linux プラットフォームへの移植を進めているという。

Hodne 氏は次のように述べた。「こういった技術を公開することは重要であり、障害者補助技術は、企業が独占したり優位性を維持しなければならない競争上の道具ではないと、われわれは考えている」

AIA の短期的な目標の1つは、障害者補助技術の利用者がどの Web ブラウザでも一貫して使えるキーボード ショートカット群を定めることだ。AIA は、メンバー企業か否かにかかわらず、障害者補助技術を手がける企業と協力し、異なるソフトウェア プラットフォームや製品間の相互運用性を高めることにも取り組んでいく。アプリケーションをあらゆる障害者補助技術に対応させること、少なくとも現在よりは幅広い対応ができる方向に進めることが基本的な姿勢だ。

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