Dell、新ブレードシリーズ『PowerEdge M1000e』を発表Dell は21日、これまでの遅れを取り戻すべく、筐体とブレードの両方に意欲的な新しいデザインを施したブレードサーバー市場向けの最新製品を投入した。
Dell がこの日発表した『Dell PowerEdge M1000e』シリーズの最大の売りは、購入後すぐに使用できることだ。PowerEdge M1000e は、各ブレードを別々に出荷するのではなく、すべてのブレードを実装した状態で出荷できるように設計されている。 箱から出し、接続して稼動させるまで15分で済むと、Dell のソリューション担当副社長 Rick Becker 氏は説明する。「われわれの言う IT の高速化とは、あらかじめ設定済みのシステムを出荷することによって、すぐに使えるようにすることだ」と Becker 氏は語った。 Dell は、同じようなブレード ソリューションである Hewlett-Packard (HP) の『HP BladeSystem c-Class』や IBM の『BladeCenter』と比べて、消費電力を大幅に削減したと主張している。同社は、既存のブレード サーバー シリーズ『Dell PowerEdge 1955』を段階的に廃止する計画だが、PowerEdge 1955 用の管理ツールである『Dell OpenManage』は、PowerEdge M1000e にも同じく対応させる予定だ。 PowerEdge M1000e は10U サイズの筐体で、ハーフハイトのブレードサーバーを最大16台搭載できるほか、フルハイトのブレードサーバーを組み合わせることもできる。同社は、これらのブレードサーバーも近日中に出荷する計画だ。この筐体は、『Dell PowerEdge M600』と『Dell PowerEdge M605』の各ブレードサーバーにも対応している。PowerEdge M600 はクアッドコアの『Intel Xeon』プロセッサ2基を、PowerEdge M605 はクアッドコアの『AMD Opteron』プロセッサ2基を搭載する。 PowerEdge M1000e のバックプレーンにも、多数のファンのほか、競合製品と比べて消費電力を19%抑えたと Dell が主張する電源装置や、ホットスワップ対応の各種ネットワークポートがさまざまに組み合わされている。また、1ギガバイトポート4基に加えアップグレード可能なオプション ポートを備えたアップグレード対応イーサネット ブレード スイッチ、Cisco Systems 製イーサネット スイッチの3種のオプション、Brocade 製4ギガバイト ファイバ チャネルの2種のオプション、QLogic および Emulex 製 FC4 ホストバスアダプタ (HBA) を搭載している。 PowerEdge M1000e には、HP や IBM の競合製品にあるようなバックアップブレードはない。「われわれは、この筐体が高密度コンピューティング ソリューションの配備に最適だと考えている。われわれには高密度ストレージをよりよく生かすソリューションがあり、それは筐体の中で仕事の半分しかさせようとしないソリューションより優れている考えている」と Becker 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
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