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IBM、中小企業を視野に仮想化製品を刷新IBM は29日、中小企業向け市場で大ヒットを期待できる次なる製品として、仮想化プラットフォームのエントリレベル製品『PowerVM Express』を発表した。仮想化技術によるコスト、電力、時間の大幅削減といったメリットは、大企業にはすでに提供されているものだが、これを活用したいと意欲を見せている比較的小規模の企業を狙いとしたのが、この PowerVM Express だ。
PowerVM Express は、1台の物理サーバー上で最大3つの仮想パーティションを作成可能だ。より大規模向けの『PowerVM Standard』と『PowerVM Enterprise』も用意されている。これらの製品は、同社の既存製品『Advanced Power Virtualization』(APV) に新機能を追加して刷新したものだ。新機能により、同社の『POWER』プロセッサファミリを搭載するシステム上で、x86 バイナリの Linux アプリケーションを無変更で再コンパイル無しに動作させることが可能になる。 一石二鳥を旨とする IBM らしく、PowerVM は、『POWER6』プロセッサを搭載する『System p』サーバーや『BladeCenter』サーバーと組み合わせて使うことができ、顧客は単一システム上で最大160の仮想パーティションまたはサーバーイメージを作成できるようになる。 IBM Power Systems のマーケティングおよび戦略担当副社長 Scott Handy 氏は、同日の電話会見の中で次のように述べた。「当社はこれらの新製品により、顧客が抱える多岐にわたる問題を解決しようとしている。不透明な経済情勢の中、コスト削減は顧客にとってよりいっそう重要になっているし、エネルギーも重要事項だ」 Handy 氏はさらに続ける。「顧客たちは、エネルギーをより効率よく使いたいし、整理統合を進めたいし、システムや携わる人々の応答性を高めたいと思っている」 IBM は同日、PowerVM のほかに、各規模の企業に向けた一連の新製品を発表した。 関連記事
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