VMware、デスクトップ仮想化への取り組みを強化VMware は1月30日、『Virtual Desktop Manager 2』(VDM2) をリリースした。この製品は、同社の統合デスクトップ仮想化ソリューション『Virtual Desktop Infrastructure』(VDI) を利用してデスクトップ環境を仮想化している企業に対し、仮想デスクトップを一元的に管理する手段を提供するものだ。
データセンターにおけるアプリケーションや OS の仮想化によってすでにかなりの成果を上げている企業は、今後その動きを進めて、自社のデスクトップ環境を管理するテクノロジを採用するだろうというのが、VMware だけでなく Citrix Systems や Microsoft といった企業の共通した見方だ。 VMware の企業向けデスクトップ環境グループ担当シニアディレクタ Jerry Chen 氏は、取材に応えて次のように述べた。「それが、顧客からわが社に寄せられている要望だ。サーバー環境の作業負荷についてはバーチャルマシンの採用が普通となった今、同じツールを使ってすでに習得した技術でデスクトップ環境の作業負荷を管理できれば、どれだけ価値があるかということに人々が気づき始めている」 VDM2 は、データセンターにある仮想サーバーあるいは物理サーバー上で稼働する複数のデスクトップ イメージを、企業が管理できるようにするものだ。VDM2 では、企業のデスクトップ パソコン、ノートパソコン、シンクライアントに必要なすべてのコンピューティング環境を、ネットワークの末端にあるハードディスク ドライブから切り離し、管理者が一元管理できる仮想サーバーに移してハードウェアのアップグレードやアプリケーションの使用状況監視、安全なデータアクセスを行なう。 1台のサーバーで40から60のデスクトップ イメージを管理できるというと、それだけでも素晴らしいが、これらのデスクトップ マシンが他のアプリケーションを運用している仮想マシンにも容易に移せるというと、さらに画期的だ。だがこれまでのところ、デスクトップの仮想化を取り入れているのは、まだまだごく一部の企業に過ぎない。 調査会社 IDC のアナリスト Michael Rose 氏は取材に対して、「デスクトップ仮想化は、まだきわめて初期の段階にある」と指摘した。 一方、Chen 氏は次のように述べている。「これは真のソリューションだ。わが社には戦略として仮想デスクトップの配備を行なっている複数の企業顧客があり、中には数千規模の仮想デスクトップを配備しているところもある」 Chen 氏は、デスクトップの仮想化が「かなり急速に」普及すると見ている。 関連記事 最新トップニュース
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