Zimbra、『ZCS 5.0』で Yahoo! 製品との統合を実現オープンソースの Eメールおよびコラボレーション ソフトウェアを手がける Zimbra は5日、Yahoo! による買収後初のメジャーリリースとなる主力製品『Zimbra Collaboration Suite (ZCS) 5.0』の提供を開始した。今回のリリースは、Microsoft による Yahoo! 買収提案で、特に注目が集まっている時期に重なるというめぐり合わせとなった。
ZCS 5.0 は、旧版の機能を拡張したことに加え、競合する Microsoft の『Outlook』および『Exchange』環境との競争力を高めるため、Yahoo! 製品との統合を行なっている。 最新版の ZCS 5.0 では、Research in Motion (RIM) の『BlackBerry』端末や Apple の『iPhone』など、幅広い携帯機器に対応するようになった。また、インスタント メッセージ (IM) 機能についても、『Yahoo! Messenger』との連携を実現している。 Yahoo! 製品との統合において、ほかにも ZCS 5.0 ではオンライン写真管理/共有サービス『Flickr』や、検索サービス『Yahoo! Search』などとの連携も可能となった。Yahoo! のエンジニアリング担当副社長で Zimbra グループの CTO も兼務する Scott Dietzen 氏 (元 Zimbra 社長兼 CTO) は、Zimbra 全体の取り組みについて、Yahoo! 資産とのマッシュアップのために努力を重ねていると説明した。 ZCS 5.0 は、Eメール、スケジュール管理、そしてコラボレーション機能のバックエンド処理をこなすコラボレーション サーバーと、すべての主要ブラウザに対応したブラウザベースの Ajax クライアント フロントエンドからなる。また今回のリリースでは、正式に 1.0 ベータ版となったデスクトップ クライアント『Zimbra Desktop』も大きな目玉だ。Zimbra Desktop は、昨年3月のアルファ版公開以来、その存在が明らかになっていた。Dietzen 氏によると、Zimbra は『Zimbra Desktop 1.0』正式版をリリースするまでに、さらなるフィードバックを求めていく予定だという。 Zimbra の技術は、Yahoo! の傘下に入ったことで、自力で到達し得たよりもはるかに多くの利用者を得る可能性が生まれた。Dietzen 氏は Yahoo! の Zimbra に関する今後の計画は多角的なものだとし、Zimbra 製品と Yahoo! 資産のさらなる統合と同時に、事業統合を一層進めていく考えを示した。 関連記事 最新トップニュース
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