しかし延期発表により、Vista の評価や配備を開始できるよう、SP1 を早く手に入れたがっている一部のユーザーの間で、非難の声がわき起こった。そして今回 Microsoft は、少なくとも部分的にこうしたユーザーの圧力に折れた格好となった。
Microsoft は8日、Vista SP1 のベータテストに参加した個人と企業向けに、Vista SP1 のダウンロード公開を開始した。そして同社は今週、さらなる前倒しを明らかにした。
Windows 製品管理担当副社長 Mike Nash 氏は、『Windows Vista Team Blog』への11日付けの投稿のなかで、次のように述べている。「今週末には、Windows Vista SP1 の英語版を、ボリュームライセンス契約を結んでいる顧客に提供する。(中略) その他の言語版もすぐに続く予定だ。(中略) さらに今月中には、『MSDN』と『TechNet Plus』の加入者に SP1 を提供する」
Vista SP1 は、Vista の初出荷以降に出たすべてのホットフィクスと、大規模ファイル転送に要する時間の短縮など、さまざまな性能改善を備える。過去10年、多くの IT 部門では、新版 Windows の大規模配備にあたり、最初のサービスパックのリリースを待つのが慣例化している。