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Oracle が 知財侵害で SAP を訴えていた訴訟は調停へOracle が知的財産権を侵害したとして SAP およびその子会社 TomorrowNow を相手取って起こしていた訴訟でサンフランシスコ連邦地裁は12日、双方の弁護士を交えて進行協議を開き、本件は調停にゆだねるべきとの決定を下した。
SAP の広報担当者は「当社は、この決定は双方にとって解決に向けた意味のあるものであり、正しい方向であると考えている」と述べるとともに、調停の日程および調停者は未定であることを明らかにした。調停は「裁判外紛争解決」(ADR) と呼ばれる解決手段の1つで、法的紛争においてはかなり一般的な措置だ。 SAP にとって、今回の決定は救いだったと言えるだろう。調停により和解に至った場合は、長期化が必至となる法的手続きを回避することも可能になるからだ。仮に裁判になった場合、審理は2009年2月まで行われないことになっていた。 しかしながら、Oracle は、TomorrowNow について申し立てを行っていた訴状の範囲を超えて、SAP による「より広範な知的財産権侵害計画」があったとして、裁判所に提出した書類の中で、訴状の内容を変更する可能性があると述べたばかりだ。 Oracle はこの書類に以下のように記している。「これまでに開示を求め、入手してきた証拠は、ほぼすべて、Oracle が現在申し立てている事項に限られている」 だが今になって、さらなる著作権侵害の証拠を発見したと、Oracle は主張する。 そのため、Oralce では新たな証拠に基づき、SAP に対する新たな申し立てを含む、修正版の訴状を提出する計画を立てているという。 さらに、Oracle の広報担当者の Deborah Hellinger 氏は取材に対し、同社と SAP は和解に向けた交渉をまだ開始していないことを認めた。 当初から、Oracle は本件を SAP による「企業による大掛かりな窃盗」と位置づけていた。これに対し SAP は、子会社のみが関与した小さな事件だと反論してきた。 関連記事 最新トップニュース
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