Microsoft、『WGA』認証不要版『IE7』の企業向け提供を開始かねて表明していたとおり、Microsoft は12日、正規品優遇プログラム『Windows Genuine Advantage』(WGA) による認証チェックが不要なバージョンの『Internet Explorer 7』(IE7) について、企業向けの自動配信を開始した。
『IE7 Installation and Availability Update』と呼ばれている同バージョンは、組織向けの自動更新ツールを利用して配信され、自動更新をブロックするよう選択した顧客を除く、すべての企業顧客のもとに届けられることになる。 Microsoft は2007年10月初め、一般ユーザー向けに同バージョンの提供を開始した際、ソフトウェア更新ツールを利用している企業向けにも提供する予定だと発表していた。 Microsoft は当時、同バージョンへの更新を望まないIT管理者のために、自動更新を今週まで延期できるようにしていた。 だが同バージョンを自動的に受け取ることになるのは、『Windows Server Update Services (WSUS) 3.0』を運用しており、パソコンで前版の『Internet Explorer 6』(IE6) を実行している顧客に限られる。管理者は、同バージョンの自動更新を引き続きブロックすることもできる。 WSUS は、Microsoft が組織向けに提供しているソフトウェア更新ツールで、ホットフィクスや、アップデート、サービスパックなどのソフトウェアを、公開サイト『Microsoft Update』からではなく、組織自身のネットワーク内のサーバーから配備できるようにするものだ。 ところで、IE7 がプレインストールされる『Windows Vista』には、今回の IE7 の件は影響しないが、Microsoft は2007年、『Windows Vista Service Pack 1 (SP1)』に関して、WGA 認証チェックによる「停止スイッチ」を同様に無効にする予定だと発表している。 これは、WGA が非正規品だと認識した Vista システムに SP1 をインストールしても、「低機能モード」には移行しないことを意味する。 そのかわり、WGA は、Vista の非正規品を使用していると認識したユーザーに対し、警告を頻繁に表示することにより、正規品の入手を促す。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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