Red Hat が、同社のミドルウェア プラットフォーム『JBoss』の拡充に向け、一連の取り組みを明らかにした。商用製品としては『JBoss Enterprise SOA Platform』があり、コミュニティ面では『BlackTie』『RHQ』『SOA Governance』という3つのプロジェクトがある。BlackTie は BEA Systems の『Tuxedo』からの移行を狙ったもので、RHQ はミドルウェア管理プラットフォームだ。
これらのプロジェクトはすべて、JBoss の普及を加速し、エンタープライズ ミドルウェア市場で50%のシェアを獲得しようとする Red Hat の取り組みの一環だ。
そしてガバナンス面だが、JBoss は SOA ガバナンスという大きな旗印のもと、一連のプロジェクトを開始した。Red Hat のミドルウェア事業担当副社長 Craig Muzilla 氏によると、SOA ガバナンス プロジェクト群はすべて JBoss のミドルウェア製品採用の後押しとなる狙いを持っているという。これら SOA ガバナンス プロジェクト群について、Muzilla 氏から詳しい情報は得られなかったが、同プロジェクト群にはレジストリ、リポジトリ、ポリシー管理という少なくとも3種の核となる分野があることを同氏は示唆した。
Red Hat は JBoss の新しいオープンソースの取り組みに加えて、商用 SOA プラットフォーム JBoss Enterprise SOA Platform を2月末までに一般リリースすると発表した。同プラットフォームは、JBoss の技術を統合して完全な SOA ソリューションとしたものだ。その中には、アプリケーションとサービスを統合する『JBoss ESB』や、ワークフロー エンジンの『jBPM』、ポリシー管理を行なう『JBoss Rules』といったツールがある。