Webビジネス2008年2月18日 09:00
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Red Hat、『JBoss』強化策を多数発表

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20080218/12.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
Red Hat が、同社のミドルウェア プラットフォーム『JBoss』の拡充に向け、一連の取り組みを明らかにした。商用製品としては『JBoss Enterprise SOA Platform』があり、コミュニティ面では『BlackTie』『RHQ』『SOA Governance』という3つのプロジェクトがある。BlackTie は BEA Systems の『Tuxedo』からの移行を狙ったもので、RHQ はミドルウェア管理プラットフォームだ。

これらのプロジェクトはすべて、JBoss の普及を加速し、エンタープライズ ミドルウェア市場で50%のシェアを獲得しようとする Red Hat の取り組みの一環だ。

電話会見で JBoss の CTO (最高技術責任者) Sacha Labourey 氏は、BlackTie プロジェクトについて2005年の Arjuna Technologies 買収に由来すると説明した。BlackTie の目標はいたってシンプルで、BEA のトランザクション処理モニター製品 Tuxedo の顧客を奪い取ることだ。

BlackTie は、今後2か月の間に最初のオープンソース製品リリースを行なう予定で、トランザクション サーバーとして Tuxedo との相互運用を実現する。Labourey 氏によると、特定の状況においては Tuxedo を完全に置き換えることも可能だという。

次に管理面だが、JBoss は管理製品ベンダー Hyperic との共同のオープンソース プロジェクトを通じて、RHQ と呼ばれるオープンソースのミドルウェア管理プラットフォームを開発している。

RHQ は、必ずしも単独製品として成立することを目指したものではなく、むしろこれをベースに、完全な管理製品を作り上げるフレームワークとなることを目標としている。そうしてできる製品の1つが『JBoss Operations Network v2.0』(JON 2.0) だ。JON 2 は、2008年春のリリース予定だ。

そしてガバナンス面だが、JBoss は SOA ガバナンスという大きな旗印のもと、一連のプロジェクトを開始した。Red Hat のミドルウェア事業担当副社長 Craig Muzilla 氏によると、SOA ガバナンス プロジェクト群はすべて JBoss のミドルウェア製品採用の後押しとなる狙いを持っているという。これら SOA ガバナンス プロジェクト群について、Muzilla 氏から詳しい情報は得られなかったが、同プロジェクト群にはレジストリ、リポジトリ、ポリシー管理という少なくとも3種の核となる分野があることを同氏は示唆した。

Red Hat は JBoss の新しいオープンソースの取り組みに加えて、商用 SOA プラットフォーム JBoss Enterprise SOA Platform を2月末までに一般リリースすると発表した。同プラットフォームは、JBoss の技術を統合して完全な SOA ソリューションとしたものだ。その中には、アプリケーションとサービスを統合する『JBoss ESB』や、ワークフロー エンジンの『jBPM』、ポリシー管理を行なう『JBoss Rules』といったツールがある。

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