『Windows Server 2008』の正式リリースが間近に迫る中、Microsoft 製品の大手再販業者 CDW が実施した最新調査結果から、多くの顧客が同製品の早期導入を計画していることが分かった。
この調査は、2007年10月31日から11月7日にかけ、すでに『Windows Vista』を日常的に使用している IT 業務従事者772人を対象に行なわれた。
CDW によると、調査対象の「63%が所属する組織で Windows Server 2008 へのアップグレードを予定しており、そのうち18%はすでにその計画を実行中または準備中」と回答したという。
興味深いことに、Windows Server 2008 へのアップグレードを予定していると答えた回答者の66%は、Windows Server 2008 の配備計画と Windows Vista の配備計画を関連付けていないと回答した。
だが、あるアナリストによれば、これは当然のことのようだ。
Microsoft の動向を追う独立系の市場調査会社 Directions on Microsoft で OS 担当主席アナリストを務める Michael Cherry 氏は取材に対し、「Windows Server 2008 は、リリース後 (Vista の時よりも) かなり早い段階で配備が進む可能性が高いと予想している」と述べた。
今回の調査実施段階で回答者たちが知りえなかった点として、もう1つ追い風となり得る要素がある。Microsoft の広報担当者は19日、Windows Server 2008 は Windows Vista と一部の中核ソフトウェアが共通するため、『Windows Vista Service Pack 1 (SP1)』をインストール済みの状態で出荷すると認めた。
同広報担当者は Eメールでの取材に対し、次のような回答を寄せている。「Windows Vista SP1 がちょうどリリースされたこともあり、Windows Server 2008 の最終版にもこれを組み込んだ。そのため顧客やパートナー企業は、各自で SP1 をダウンロードする手間が省けるため、導入が容易になる」