Microsoft は21日、ソフトウェアの相互運用性を大幅に推進する取り組みを説明し、広く普及している一部製品の主要素を開発者に無償で公開することを明らかにした。
これにより、オープンソース開発者や競合他社は、Microsoft の提供する膨大な文書を利用し、『Windows』OS をはじめとする Microsoft 製品と相互運用性のある製品を開発できるようになる。
同社 CEO の Steve Ballmer 氏は、報道関係者およびアナリストとの電話会見のなかで、「本日当社は、われわれの技術およびビジネス慣行に関して、きわめて大きな変更を表明した。この変更は、当社製品のオープン性を一層高め、開発者やパートナーや競合他社に、高い相互運用性と多くの選択肢を提供するためのものだ」と述べている。
今回 Microsoft が示した新たな相互運用性原則の対象となる製品は、『Windows Vista』(『.NET Framework』を含む)、『Windows Server 2008』『SQL Server 2008』『Office 2007』『Exchange Server 2007』『Office SharePoint Server 2007』だ。
一方欧州委員会 (EC) は、Microsoft の発表にすばやく反応し、少なからず懐疑的な見方を示した。EC は今年1月 Microsoft に対し、新たに2件の独占禁止法違反に関する調査を開始したばかりで、そのうち1件は相互運用性に直接関係するものだ。