![]() ![]() ![]() ![]() Sun Microsystems、テキサス大に世界最速スパコン納入この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20080222/12.html
著者:Andy Patrizio
海外internet.com発の記事
22日に、テキサス大学オースティン校でパーティが開かれる。
金曜日にパーティが開かれるだけなら珍しいことではないはずだ。何か特別なパーティなのだろうか? 実は、このパーティは世界でも最も速いレベルのスーパーコンピュータが完成したことを祝うものだ。これは、非軍事部門の研究を行なう科学者が利用できるものとしては間違いなく世界最速のマシンだ。 『Ranger』と名づけられたこのコンピュータの計算速度は500テラフロップスで、テキサス大学と Sun Microsystems が共同で、テキサス大の J.J. Pickle Research Campus にある Texas Advanced Computing Center (TACC) に建設したものだ。 2007年11月時点のスーパーコンピュータのトップ500リストと比較すると、この Ranger は、性能では IBM の『Blue Gene/L』に続く2位に相当する。米スタンフォード大学の医学プロジェクト『Folding@Home』が『PlayStation 3』ユーザーを組織して構築した分散型ペタフロップグリッドを入れても、Ranger は第3位の性能を誇る。 Ranger は Sun のスーパーコンピュータ『Sun Constellation System』として初のペタスケールの実装で、2台の超高密度スイッチで接続した82台の Sun 製ブレードサーバーに、72台の X4500 『Thumper』ストレージサーバーを接続している。Ranger は、数回にわたって出荷遅延に悩まされている AMD 製クアッドコア CPU 『Opteron』を1万5744個搭載している。 Sun Microsystems とテキサス大学は、Ranger の設置作業を2007年のクリスマス前から開始し、少しずつシステム構築を進め、ブレードの追加を重ね処理能力を増やしてきた。22日の竣工式をもって、研究者は完全なマシンを利用可能になる。 1つのタスクが1万5000個強の CPU 全てに割り振られるわけではない。そこまで並列化が進んだアプリケーションはないからだ。複数のタスクが多数の CPU にパーティションされ、同時に実行されることになる。このサーバーの能力を完全に引き出すようソフトウェアが書き換えられるまでは、おそらく最大1000個程度の CPU が1つのタスクを処理することになるだろう。 |