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Cisco、2億5000万ドルを投じた新ルータを発表ネットワーク機器大手の Cisco Systems は4日、同市場を様変わりさせるかもしれない新しいルータ プラットフォーム『Aggregation Services Router (ASR) 1000』を発表した。Cisco が2億5000万ドルを投じたこの新プラットフォームは、ファイヤーウォール、SBC (VoIP サービスの境界制御)、VPN など中核的なネットワーキング機能を集約したプラットフォームだ。
Cisco のネットワークシステム担当ディレクタ Ben Goldman 氏は、取材に対し次のように語った。「これは新しいカテゴリのルータであり、企業のネットワークにおける WAN エッジやインターネット ゲートウェイといった領域に対する考え方を完全に変えてしまうものだ」 ASR 1000 は、Cisco の新しいマイクロプロセッサ『QuantumFlow』を初めて搭載する製品だ。Goldman 氏によると、QuantumFlow は過去最も進んだネットワーキング用途の半導体だという。QuantumFlow は、40コアのプロセッサで、毎秒480億個の命令を実行できる。 Goldman 氏は次のように説明した。「QuantumFlow は、ASIC (特定用途向け半導体) のスピードおよび効率性と、マイクロプロセッサの柔軟性を併せ持つ設計だ。『C』言語で完全にプログラム制御でき、『IOS』などのサービスが利用可能な上、動作速度は10GbE のラインレート (理論的限界速度) やそれ以上まで対応できる」 ASR 1000 は、Cisco の新 OS『IOS XE』を初めて搭載する製品でもある。IOS XE は、IOS を仮想化に対応させたもので、ネットワークエッジにおいて高速サービスを可能にする。Cisco ミッドレンジ ルーティング事業部門の Jonathan Davidson 氏は、IOS XE について、単一のハードウェア上で2つのバージョンの IOS を運用できるようにするものだと説明した。 Cisco は ASR 1000 の開発に2億5000万ドルを費やした。その内の1億ドルが QuantumFlow の開発費だ。
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