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「バンビーノの呪い」を解いた EMC の SAN ソリューション1920年に Babe Ruth を New York Yankees に放出して以来、肝心な場面で結果を出せなかった米大リーグの Boston Red Sox は、同選手の愛称をとって「バンビーノの呪い」がかけられたのだと言われてきた。2004年に同チームがワールドシリーズで勝利したことでようやく呪いは解かれた形になった。呪いが解けたのは、実はデータストレージ業界のおかげだったというとやや言い過ぎだろうが、データストレージ技術が重要な場面で威力を発揮したのは確かなようだ。
2004年のアメリカンリーグ チャンピオンシップ シリーズで、Red Sox は宿敵 Yankees に初戦から3連敗を喫していた。連敗後に迎えた第4戦の試合中、Red Sox のピンチランナー Dave Roberts はロッカールームで、Yankees の抑え投手 Mariano Rivera が1塁に走者を置いた時のピッチングをビデオで検討していた。 その2イニング後、Red Sox が1点差に詰め寄った9回裏、Roberts は Rivera の隙を突いて2塁への盗塁を決め、さらに生還して同点とした。結局この試合は、延長12回に David Ortiz が放ったホームランで Red Sox が勝利した。 この試合をきっかけに、Red Sox は Yankees に4連勝するという大リーグ史上に残る大逆転を果たしてワールドシリーズに進出した。さらにワールドシリーズでも St. Louis Cardinals に4連勝して、実に86年ぶりにワールドチャンピオンとなった。 Roberts が見ていたビデオは、壊れかけたサーバーベースのストレージアレイに保存されたものだった。このストレージアレイは Cardinals と戦っていたワールドシリーズ中に2回も故障したため、Red Sox としても、ロッカールームという環境やメジャーリーグの移動スケジュールといった厳しい条件に耐えられる新しいストレージアレイを探さざるを得なくなった。 長期にわたる調査の結果、Red Sox が選んだのは EMC の SAN 製品『CLARiiON』だった。この製品は、データを重視する Red Sox にとって10人目の選手のような存在になった。 Red Sox の IT 担当者 Steve Conley 氏によると、2001年に同氏が初めて球団の本拠地フェンウェイパークにやってきた当時、チームはビデオカセット レコーダ4台とビデオテープ9本を持って移動し、カメラとテープを常に取り替えながら打者を録画していたという。チームはまずビデオフィードとサーバーを導入し、その次に EMC の SAN ソリューションを導入した。チームの移動時にサーバーと SAN を持って行くようになったのは Red Sox が最初だという。 それ以来、Red Sox が保有するデータは800MB から現在の5TB 超にまで増えた。CLARiiON は2008年に現役を引退し、その後を継いで同じく EMC の『Celerra NS20』が戦列に加わることになっている。 関連記事 最新トップニュース
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