企業が責任を負うべきデータは今後数年で爆発的に増加する今や企業データの保管は困難な問題だと捉えているかもしれないが、わずか2、3年先に起きる事態に比べれば、大したことではない。
調査会社 IDC とストレージ ベンダー EMC が11日に発表した共同調査では、データ需要が年間平均60%の勢いで拡大し続けていることが明らかになった。現在、1人あたりのデータ量は45ギガバイトに達しており、全体では281エクサバイト (ギガバイトの10億倍) にのぼるという。 IT 管理者にとってこの先問題なのは、同調査の著者が「デジタル宇宙」と呼ぶデジタル情報の総量が、2011年までに1800エクサバイトに膨れ上がると予測されていることだ。 この調査結果は企業に警鐘を鳴らすことになるだろうと、調査会社 Pund-IT の主席アナリスト Charles King 氏は語る。 King 氏は IDC と EMC の共同調査報告書について、「情報が生まれる勢いはますます加速しており、組織が情報の利点を求めるなら、効率的な管理ツールが必要になる」と語った。 この調査では、データの膨張を招いている主な要因として、新興国におけるインターネット アクセスの急増や、クラウド コンピューティングに対応するデータセンターの増加、そしてソーシャル ネットワークの利用拡大を挙げている。 なお IDC の調査報告では、デジタル宇宙 (デジタル情報の総量) のうち、データセンターのサーバー由来の割合が5%未満で、企業全体由来としてもその割合は35%に過ぎないとしている。 とはいえ IT 面の影響は、情報管理の強化からデータ セキュリティの向上に至る広範囲に及ぶことになる。 デジタル宇宙のおよそ70%は個人が生み出したものだが、全体の85%については、企業がセキュリティ、プライバシ、信頼性、およびコンプライアンスに対する責任を負っているとこの調査報告は記している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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