Cisco に対抗すべく同一技術ベンダーと提携する Juniper と Nortel自社の製品群に不足がある技術ベンダーにとって、それを埋めるための手段には、自ら構築するか、買収するか、提携するかという道がある。ネットワーク機器大手の Juniper Networks と Nortel Networks の場合、セキュリティ イベントの管理とその相関性を掌握するソリューションに関して、同一のサードパーティ ベンダーとの提携という方法を選んだ。
Nortel と Juniper はどちらも、業界大手 Cisco Systems のセキュリティ管理プラットフォーム『MARS』に対抗すべく、ネットワーク セキュリティ管理ソリューションを手がける Q1 Labs の技術を使用している。 Q1 Labs のマーケティング担当副社長 Tom Turner 氏は、取材に対して次のように答えた。「『QRadar』は、市場において Cisco の MARS と競合する主要な技術だ。Nortel と Juniper が努力目標に Cisco を据えることは理解している。ネットワークとセキュリティに関するソリューションを販売している以上、彼らは既に Cisco と競合していることになる。より広範なセキュリティ管理市場でも同様だ。なぜなら QRadar には、ログ管理、脅威管理、コンプライアンスの管理と監視を行なう能力があり、パートナーと顧客のどちらも、戦略的と見なしているからだ」 Juniper は10日、新しいセキュリティ ソリューション『Security Threat Response Manager (STRM)』を発表した。同ソリューションでは、QRadar 技術を活用している。Juniper の製品管理ディレクタを務める Sanjay Kapoor 氏によると、STRM は相関ルールを提供し、IT 環境においてネットワーク全体で発生し得る何百万ものイベントを解釈して、実施可能な項目へとまとめるのに役立つという。 Kapoor 氏は、ネットワーク管理者が STRM の高度なイベント相関エンジンを利用すれば、どの資産が攻撃を受けたかだけでなく、攻撃を軽減するには何をすべきかをより簡単に認識できると述べた。 そして Nortel もまた、OEM 提携契約の一環として Q1 Labs の技術を用いている。Nortel によると、同社にとって Juniper も Q1 Labs と提携しているという事実は問題ではないという。 Nortel の事業開発および戦略提携担当ディレクタ Shmulik Nehama 氏は、取材に対し「Nortel にとって、そのことは問題ではない。むしろ、技術とパートナーにおける当社の選択が正しいことを裏付けるものだ」と述べた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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