IBM は12日、ID 管理製品ポートフォリオ拡充のため、ID およびアクセス管理技術を手がける Encentuate (株式非公開) を買収したと発表した。
買収の金銭的な条件は明らかになっていないが、Encentuate の全従業員は IBM に移籍すると IBM の関係者は説明した。さらに IBM は同日、シンガポールにおける IBM Security Software Laboratory 設立も発表しており、ここに Encentuate の同国にある開発リソースを編入するという。
IBM は当面、Encentuate の技術を再販する計画だが、年末までには『IBM Tivoli』ブランドに完全統合する。第3四半期に出荷予定の『Tivoli Access Manager for Single Sign-on Version 7』は、Encentuate の技術がベースとなる予定だ。
IBM Tivoli のセキュリティおよびコンプライアンス管理担当プログラム ディレクタ Joe Anthony 氏によると、同製品では「強力な認証サポートの幅広さと厚み」と共に、監査および追跡面の強化が加わるという。
IBM も自社版 ID 管理ソフトウェア『Tivoli Identiy Manager (TIM) 5』において同様の技術開発を手がけているが、Encentuate はその他の Tivoli 製品と統合可能な確固とした技術を備える素晴らしい製品基盤をもたらすと Anthony 氏は説明した。
Encentuate 社長兼 CEO の Zorawar Biri Singh 氏によると、シングル サインオン技術の用途は、主にパスワード利用の利便性を実現するものから変化したという。