パソコン部門に新幹部を迎えた HP、今後の戦略は?Hewlett-Packard (HP) は13日、Personal Systems Group (PSG) 部門の幹部として、Sun Microsystems や Azul Systems で幹部職を歴任した Stephen DeWitt 氏を迎えたことを明らかにした。
DeWitt 氏は、同日付けで PSG 部門の南北アメリカ地域担当シニア バイスプレジデントに就任した。DeWitt 氏の前任者である Mike Larson 氏は、HP と Compaq で12年間にわたって幹部職を務めたが、近く引退する予定だという。DeWitt 氏は、Azul Systems の社長兼 CEO を務めていた。また、Cobalt Networks でも CEO を務め、2000年に同社を買収した Sun では副社長を務めた。 Sun は Cobalt の技術を用いたサーバー アプライアンス製品群の生産を段階的に縮小し、2003年には完全に打ち切っている。 HP によると、PSG 部門は、一般消費者や中小企業および大企業顧客向けに、パソコン、モバイル製品、クライアント仮想化ソリューション、コネクテッド エンターテインメント ソリューション、インターネットサービスおよびサポートなどを提供しているという。 調査会社 IDC のアナリスト Richard Shim 氏によれば、HP はすでにパソコンおよびノートパソコン市場で優位に立っており、戦略を大きく転換することはないだろうという。同氏は取材に対して次のように語った。「だからといって、HP に新たなビジネスチャンスがないというわけではく、同社がこのままじっとしているとは思えない。ゲーム市場や垂直市場には多くのチャンスがあり、オールインワン システムのようなありきたりの分野を細分化する方法もある。たとえば、オールインワン システムを『ハイエンド』製品と『低価格』製品に二分する戦略に出る可能性もある」 DeWitt 氏は、PSG 部門担当の副社長 Todd Bradley 氏の直属となる。 Bradley 氏は声明のなかで次のように述べている。「DeWitt 氏は20年以上にわたり、消費者向けソフトウェアから中小企業市場、エンタープライズ向けハードウェアなどの幅広い分野で、多くの困難が伴うハイテク企業の幹部職を精力的に務め、製品開発、事業運営、マーケティング、直接および間接販売、顧客サポートなどを率いてきた。同氏はシリコンバレーのさまざま革新的企業において、有能なチームを組織し、利益拡大に向けた積極的な戦略を策定および実行する能力を実証してきた。これからは PSG で最大の地域を担当することになるが、そこでも同じ能力を発揮してくれるものと確信している」 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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