Webビジネス2008年3月25日 14:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

米連邦政府、シリコンバレーの起業家をセキュリティ責任者に任命

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20080325/12.html
著者:Andy Patrizio
海外internet.com発の記事
シリコンバレーの起業家 Rod Beckstrom 氏が、米国土安全保障省 (DHS) の新部局 National Cyber Security Center (国家サイバーセキュリティ センター) のトップに任命された。

Bush 大統領は今年1月、大統領命令により National Cyber Security Center (NCSC) を発足させた。Beckstrom 氏は、DHS 長官 Michael Chertoff 氏の直属となる。米国連邦政府内には、コンピュータ セキュリティ対策機関 US-CERT や国家サイバーセキュリティ部 (NCSD) といったセキュリティ関連の機関があるが、これらは政府の外側に目を向けている組織だ。

Beckstrom 氏の役割は、政府のシステムの安全を確保することだ。DHS の広報担当者によれば、Beckstrom 氏は同センターの責任者として、脆弱な行政組織や民間のコンピュータ ネットワークを守るための取り組みを率いていくという。

手はじめとしては、政府の他の取り組みと協調し、「.gov」ドメイン全体の安全確保を目指すことになるが、民間産業とも連係して、民間ネットワークの安全確保も支援していく。

政府広報担当者は取材に対し、「NCSC は、連邦政府におけるサイバーネットワークの安全を確保する政府活動の一環だ。今後、既存の機関や各機関内の部局と協調して動いていくことになる」と述べている。

Beckstrom 氏は現在47歳で、24歳のときに自身初のソフトウェア会社 CATS Software を興した。CATS はデリバティブ (金融派生商品) およびリスク管理ソフトウェアを手がけ、株式を公開した後 Misys に買収された。

その後同氏は、分散型製品情報管理システムを手がける Mergent Systems を立ち上げた。同社は2000年に、2億ドルで Commerce One に買収された。Beckstrom 氏の最近のプロジェクトとしては、オープンソースの wiki 開発会社 TWiki.net がある。

Copyright 2008 Jupitermedia Corporation All Rights Reserved.http://www.internet.com/