Webビジネス 2008年3月26日 14:00

Atrato、高性能ストレージ システム『Velocity1000』を発表

著者: Judy Mottl  オリジナル版を読む
2008年3月26日 14:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Atrato は25日、同社の初製品となる高性能ストレージ システム『Velocity1000』(V1000) を発表した。競争力のあるサービス品質を実現する性能水準をまかなう上で、オンデマンドのストリーミング配信コンテンツ プロバイダが取り組まなければならない入出力のボトルネック解消に注力した製品だ。

V1000 の中核をなす『SAID』技術は、低コスト低消費電力とともに信頼性の高い運用を実現し、25.6テラバイトから50テラバイトの容量に対応する。V1000 の処理能力は、1万1000 IOPS (毎秒の平均 I/O トランザクション) で、標準画質のデータ ストリームを3600本同時に処理できる。さらに競合ソリューションに比べ、10倍の性能を実現するという。

また、直ちに利用可能なコントローラと独自の仮想化ソフトウェアを搭載した V1000 は、自己管理機能を持つ。障害が発生した場合のために、運用を継続したまま交換可能なディスクを内部に搭載しており、同社は、3年間ハードウェアの保守管理が不要と保証している。

しかし、同システムに関しておそらく最も切実な点は、その価格だろう。V1000 の価格は20テラバイト構成で、14万ドルからとなっている。

ある専門家が指摘するように、この価格は大半の業界水準と比べて、非常に高額だ。しかし、調査会社 Pund-IT の主席アナリスト Charles King 氏によると、少なからぬ企業が投じる可能性のある価格だという。

「あらゆる技術には変化点がある。この場合、それは価格と性能に関係する。この金額は、支払わざるを得ないものとなり得る保険で、性能的に優位に立つためには、支払う価値があると見なされ得る金額だ」と、King 氏は取材に対して述べている。「企業が金額など気にならないほど、この水準の性能に対し非常に強い必要性を感じている可能性がある。Atrato では、状況がこうした変化点に達したのだと確信したのかもしれない」

Atrato は、同システムの高価な価格について、エネルギ効率が高まるほか、メモリキャッシュ機器が不要になることで、埋め合わせになる以上の価値があると説明している。

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