Webビジネス2008年3月27日 12:00
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2008年の半導体市場は鈍化するも上向きとの予測

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20080327/10.html
著者:Andy Patrizio
海外internet.com発の記事
調査会社 In-Stat の報告書によれば、半導体業界にとって2008年は、売上規模や成長という点で昨年に及ばないものの、それでも上向きな年になるという。同報告書では2008年における半導体業界の売上規模成長率を2.4%と予測しており、好調な分野が不調な分野を補う形になるとしている。

2008年に最も好調を示すのは消費者分野で、金融危機と住宅市場が足を引っ張るものの、5.9%の成長率を示すとの予測だ。In-Stat 半導体部門の調査ディレクタで主席アナリストの Jim McGregor 氏は、ガジェット製品に対する一般消費者の購買意欲について、いまだ衰えていないと語った。

同氏は取材に対し、「一般消費者は (半導体) 経済の3分の2を占める牽引役で、支出が続いている」と語り、次のように述べた。「可処分所得の支出先として、エレクトロニクス製品の順位がいまだに高い。新しい携帯電話や『iPhone』に対し、数百ドルを喜んで支出する消費者がいるのは驚きだが、食費やガソリン代などの支出を切り詰めるのだろう」

悪材料を挙げるとすれば、それは企業環境にある。特に大量のコンピュータ関連リソースを調達する金融サービス業界 (調査会社 IDC によると市場の18%を占める) は、深刻な状況に置かれている。たとえば Bear Stearns は、近々においてサーバー調達予定が全くない。

「金融業界は継続的な技術投資を行なうことから、その規模は大きい」と McGregor 氏は語った。「金融機関が大きな打撃を受けると、支出になんらかの障害がでることは明らかだ」

半導体市場を調査する Mercury Research の社長 Dean McCarron 氏も、企業分野で成長が鈍化する可能性があるとみている。「現在のプロセッサ市場は、季節的変動の底に入りつつあるというのが、私の見方だ」と同氏は語った。「金融業界の決算発表が終わるまで、確かなことは分からないが、弱含みながらもより価格指向の製品に向かう混在した変化が起きたと思われる。動向は私の予測よりも鈍い」

一方、Intel とインドは収入の75%以上を金融危機が起こっていない米国外から得ており、これらの地域は引き続き健全だ。McGregor 氏によると、中国やインドなどの急成長地域における半導体需要は非常に明るいままで、一部では2桁成長もあるという。

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