Webビジネス 2008年3月28日 13:00

システム管理分野にもオープンソース化の波

著者: Sean Michael Kerner  オリジナル版を読む
2008年3月28日 13:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

システム管理分野では、長年にわたり『IBM Tivoli』や『HP OpenView』のようなプロプライエタリ製品が主流を占めてきた。しかし近年、新興のオープンソース企業がそういった状況を変えようと試みている。それらの新規参入企業のうち、GroundWorkHyperic が今週、相次いで新製品をリリースした。

GroundWork が25日にリリースしたのは、システムおよびネットワーク管理ソフトウェアの新版『GroundWork Monitor version 5.2』だ。新版では、これまでの『GroundWork Monitor Professional』『GroundWork Monitor Community Edition』に加えて、最大で1万台のサーバーに対応可能な『GroundWork Monitor Enterprise』が登場した。

GroundWork Monitor は、オープンソース システム管理ツールの統合スイート製品として、約2年前の2006年5月に初めて発表された。同製品には、ネットワーク監視ツールとして広く使用されている『Nagios』が含まれている。

GroundWork Monitor version 5.2 では、自動設定機能やノードの自動検出機能が加わり、レポート機能も改良されている。

GroundWork で製品マーケティング担当シニアディレクタを務める David Dennis 氏によると、主だった競争製品は HP OpenView だという。同氏は、IBM Tivoli を除けば、その他のベンダーと競合状態になることはほとんどないと言い、「市場の大半は HP OpenView が占めている。当社が顧客に最大のメリットを提供できる部分はそこだと思う」と述べた。

その対極にあるのがオープンソース システム管理ベンダーである Hyperic だ。同社も26日、システム管理ツールの最新版『Hyperic HQ 3.2』をリリースした。最新版では、プラットフォーム全体の拡張を高めるための新たなプラグイン アーキテクチャ『HQU』を採用している。

Hyperic でエンジニアリング担当の上級副社長を務める Paul Melmon 氏は、取材に対して次のように語った。「大まかに言うと、これは当社の API 用ラッパー、あるいは拡張機能を、今までより入手しやすく使いやすくしたものだ。しかし、そのモジュラー式設計と使いやすさによって、当社の技術開発パターンは変わった。より迅速に開発を行なえるようになり、HQ 管理プラットフォームの中核部分とは別個に、追加の機能コンポーネントを提供できるようになったのだ」

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