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2008年4月7日 10:00

5人に1人はウィジェット、ガジェットに触れている

■ウィジェット、ガジェットとは

「ウィジェット」「ガジェット」という言葉を最近耳にする人も多いと思う。

日本では「ブログパーツ」という言葉で浸透しているが、広義でウィジェットまたは、ガジェットと呼ばれている。

Web 上やデスクトップ上で動作するアプリケーションで、時計やカレンダーなどのツールがその代表である。簡単にまとめると以下のようになる。

<Web 上での利用>
・ブログパーツ(自身の Blog へ自由に貼り付けることが可能)
・スタートページ(iGogole や Windows Live 上で好きなガジェットを貼り付ける)
・SNS(My ページに好きなウィジェット、ガジェットを貼り付ける)

<デスクトップ上での利用>
・OS プリンストール(WindowsVista、MacOS X Tiger など OS の段階で利用可能)
・別途エンジンをインストール(Yahoo! ウィジェット、Adobe AIR などエンジンをユーザー自らダウンロードしてから利用する)

これらウィジェット、ガジェットがどのようなシーンで、どんな企業が提供し、どれだけの人が利用しているか以下データを元に解説をしていく。

■根拠となるデータ(どれだけの人が利用しているか)

デジタルワールド利用動向調査のリーディングカンパニーである ComScore が調べた「Web ウィジェットの地域別浸透率」データがある。

ウィジェット、ガジェット閲覧者数がインターネット利用者全体に占める割合を「ウィジェット浸透率」と定義し、世界全体の浸透率は21%を示している。

Web ウィジットの地域別浸透率(2007年4月)
※2007年4月 comScore Widget Metrix 調べ
※調査対象のウィジェット、ガジェットにデスクトップウィジェットは含まれない
*クリックして拡大


このデータをご覧いただくと、5人に1人がウィジェット、ガジェットの組み込まれたサイトを閲覧しており、世界で1億7,700万人/月が何かしらのかたちでウィジェット、ガジェットを閲覧していることが分かる。

その一方で北米の浸透率40.3%に対し、我々日本を含むアジア太平洋地域の浸透率は10.9%と地域別ランクでワースト2位である。

こういった数値から、地域別浸透率が最も高い北米(主に米国)では Web サービス各社もウィジェット、ガジェットのサービス提供が行われており、今後もその動向を注目していく必要があるだろう。

■どんな Web サービスがウィジェット、ガジェットを提供しているか

どんなサービスがウィジェット、ガジェットを提供(検討中含む)しているか概要を一覧にしてみた。

ウィジェット、ガジェットの利用が可能な
(検討中含む)Web サービス一覧
※ウィジェット、ガジェット利用サービス。2008年3月株式会社ハナツキ調べ


ほとんどが米国の話となるが、これらを見てお分かりのとおり大手、有名どころ企業が提供するサービスはほとんどウィジェット、ガジェットが利用可能である。

冒頭で述べたとおり、ユーザーが上記サービスの提供しているウィジェット、ガジェットを自身の Blog や SNS の My ページ、デスクトップ、パーソナライズドされたスタートページに自由に貼り付けて利用するといったシーンが出始めている。

こういった事実は米国が先行して起きているが、じわりじわりと日本にもその波が押し寄せてきている。今後ウィジェット、ガジェットの普及でどのような特徴あるサービスを提供し、台頭してくるのか各社の動向に注目していきたい。

(執筆:株式会社ハナツキ 波多江祐介)


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