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IBM から企業向けマッシュアップ製品2種IBM は8日、企業が様々なソースのデータをつなぎ合わせ、新しいビジネス アプリケーションを作成できる多層的なマッシュアップ製品のポートフォリオを発表した。
その1つ、『IBM Mashup Center』は、非技術系の従業員向けに設計されたドラッグ&ドロップ ツール『Lotus Mashups』と、技術により詳しいユーザー向けの『InfoSphere MashupHub』の機能を提供する。 もう1つの『IBM WebSphere sMash』は、『REST』に準拠した (RESTful な) 環境で動的スクリプト言語をサポートする開発者向けのリソース センターだ。 IBM は今回、すでに豊富な企業向け Web 2.0 製品ラインに新たに2製品を加えたわけだが、折しもアナリストたちは最近、エンタープライズ向けソーシャル ソフトウェアの市場が本格化するとの予測を示している。 実際、Web と職場環境に共通するコラボレーション傾向に目をつけて、「エンタープライズ2.0」(エンタープライズ向けソーシャル ソフトウェア) 戦略を強化する企業がこのところ増えている。Microsoft や SAP などの大手も参入し、Jive Software や Socialtext といった新興のニッチ企業と競合する激戦市場を形成しつつある。 「これが本物の市場だということは疑う余地がない」と、IBM のソフトウェア部門で情報管理担当副社長兼 CTO (最高技術責任者) を務める Anant Jhingran 氏は言う。「(企業の展開する) 事業と IT との関係には、まだ満たされていないニーズがあることは明らかだ」 4月15日にベータ提供を開始予定の IBM Mashup Center は、Lotus Mashups と InfoSphere MashupHub という2種類のマッシュアップ パッケージを組み込んで、企業ユーザーが Web から情報を取り込み、社内システムのデータと統合するアプリケーションを作成できるよう支援する。 IBM では同製品を社内でいち早く導入し、従業員の出張スケジュールを管理するマッシュアップを作成した、と Jhingran 氏は述べている。同社はこれを使い、従業員の航空機利用や出張旅程データにホテルのレビュー、出張先地域の顧客情報、その他の地域情報を追加しているという。 もう一方の IBM WebSphere sMash (開発コード名『Project Zero』) は、企業の IT 管理者が独自に安全なマッシュアップやカスタマイズしたウィジェットを開発し、IBM Mashup Center を通じて非技術系の従業員に配布できるようにするものだ。sMash は「secure mashup」(安全なマッシュアップ) の略で、IBM は3月にこの sMash 技術について明らかにしていた。
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