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2008年4月10日 11:30

HP、旧式アプリケーションの移植支援プログラムを発表

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
Hewlett-Packard (HP) が、メインフレーム上の古びたアプリケーションをより現代的な言語やプラットフォームに移植しようとする顧客を支援するプログラムを発表した。『COBOL』で書かれた古いアプリケーションを、リッチ インターネット アプリケーション (RIA) や Web 2.0 の世界に連れてくるためのそういった取り組みは珍しくないが、HP ほどの規模の企業が後ろ盾になることはまれだ。

8日に発表されたプログラム『HP Modernization Factory』は、既存コードの調査や、コードを移植するためにできることやすべきことの見極めを行なう際の支援を企業に提供するものだ。同社はさらに、移植を成し遂げるためのツール群も提供する。同社は数年前、旧式アプリケーションをよりサービス指向アーキテクチャ (SOA) になじませるためのプロジェクト『Application Modernization Services』を開始したが、今回のプログラムはそれとは異なる。Modernization Factory では、企業が旧式アプリケーションを新しい言語やプラットフォームに移植するプロセスを実際に支援する。

HP の Application Modernization Services 担当国際ディレクタ Paul Evans 氏によると、アプリケーションを古いシステムから引っ越しさせて「現代化」することへの関心が IT 部門で高まりつつあるが、現時点では、残念ながら、関心が高いわりに現実に行動に移す例は少ないという。

Evans 氏は、取材に対し次のように語った。「現在、アプリケーションの現代化に取り組んでいるのは市場の10%だ。市場の80%は、その10%がどうなるか様子を見ている。当社が今回のプログラムを立ち上げたのは、顧客たちが、経費節約やより高い機敏性や柔軟性を求めて、メインフレーム上の古いアプリケーションを中心に、アプリケーション現代化を加速させ始めているのを見ているからだ」

Evans 氏は、Gartner や IDC といった調査会社の報告では、アプリケーションやデータセンターの維持管理が IT 支出全体の約70%を占めるとされていることに言及した。同氏は、「企業は革新を望んでいる。停滞は望んでいないが、維持管理にあまりに多くのコストを費やしているため、革新のための資金がそれほど残らない」と述べた。

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