Webビジネス2008年4月15日 12:40
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Sun がデータセンターの省エネ ソリューションを提案

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20080415/10.html
著者:David Needle
海外internet.com発の記事
Sun Microsystems は10日、研究施設 Sun Labs を公開した。この公開イベントの一環として同社の Distinguished Engineerで Eco-Responsibility を担当する副社長の Subodh Bapat 氏が講演し、サーバーの設置方法をさらに改善してデータセンターの省エネに真剣に取り組む時期にきていると語った。

エネルギーコストや設置空間の制約が増大し、一方でコンピュータ処理およびストレージへの需要が増える中、大企業は経費節減と IT 機能の効率性の維持について、これまで以上に大きな圧力を受けている。例えば、ソーシャル ネットワーク Facebook のデータセンターは週におよそ3%の割合で増大していると、Bapat 氏は指摘した。

企業の大半は、急成長を続ける Facebook のように嬉しい悲鳴を上げているわけではないかもしれないが、それでもエネルギー面の制約やコスト増には対処しなければならない。Bapat 氏は、顧客やパートナー企業だけでなく、Sun 自身も実行している施策についていくつかの提案を行ない、その内容を説明した。

見落としがちな要素の1つが、多くのデータセンター運営の基盤設備として一般化しているフリーアクセス (二重床) 方式だ。「これは数百万ドルかかる非常に高価な設備だが、設置後の床下の状態は監視されていない」と Bapat 氏は語った。

そこで Sun では、フリーアクセス フロアをコンクリート製のスラブ床に交換し、各種配線や電源供給線は床上を這わせるようにした。この方式のほうが、アクセスも容易だ。また、Insight64 の研究員 Nathan Brookwood 氏は、これ以外のソリューションとして、配線ケーブルと配管を地下に集め、一種の高層データセンターを作った企業の事例を紹介した。

Bapat 氏はほかにもくつかのアイデアを挙げた。同氏によると「エアー サイド エコノマイザ」はアイスランドや、肌寒い午後ならサンフランシスコでも効果があるという。「実はこの名称は、窓を開ける行為に立派な名前をつけたにすぎない」と Bapat 氏が種明かしをすると、聴衆からは笑いがもれた。これは屋外の冷たい空気を利用して空調代を節約するというものだ。

Sun はまた、IT によってエネルギー使用を最適化する「電力管理状態」という構想にも取り組んでいる。例えば、消費電力1キロワットのサーバーを IT を使って制御することで、6時間の間は500ワット分のみ消費するように調節して省エネを図ることも可能だと、Bapat 氏は説明した。他にも、夜間や利用頻度の低い時間帯にサーバーの一部を安全に停止したいとの要請が顧客からあがっていると、同氏は述べた。

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