Microsoft、『SharePoint』と『Groove』の連携強化方針を示すMicrosoft は、P2P 型コラボレーション クライアント『Office Groove』と、中央集中型コラボレーション サーバー『Office SharePoint Server』の連携を、今以上に強化する計画だ。同社の最高ソフトウェア アーキテクト (CSA) を務める Ray Ozzie 氏は17日、技術コミュニティにおいて同社がその才能を認めた人々 (MVP) を前に、この方針を語った。
Bill Gates 氏に代わって CSA 職に就いた Ozzie 氏は、Microsoft の本拠地シアトルで開催したイベント『2008 MVP Global Summit』において、1800人の MVP たちを前に講演を行なった。MVP たちの半数は、米国外からの参加だ。 Ozzie 氏の発言は、Groove クライアントが SharePoint Server 用の「将来的なユーザーインターフェース」になるのかとの質問に対する回答として出て来たものだ。 Groove は、オンラインとオフライン、どちらのコラボレーションでも利用できる P2P 型クライアントだ。Microsoft は2005年3月、当時 Ozzie 氏が率いていた新興会社 Groove Networks を買収し、同技術を獲得した。 これに対し SharePoint Server は、『Office』ユーザー間のコラボレーションと文書管理を行なう中央ハブとしての役割を果たす。Microsoft によると、SharePoint Server の人気は高く、10億ドル規模の事業になっているという。しかし、SharePoint のファイルは、Groove クライアントの中からアクセスできるにもかかわらず、この方法は SharePoint Server との主な連携手法にはなっていない。ところが、今回のイベントに参加した SharePoint に携わる MVP たちの多くは、両者間の統合強化を望んでいることが明らかになった。 「両製品は非常に相補的だ。『(Office) 14』以降では、SharePoint と Groove で行なえることの関係を深め、接続性と、シームレスな相互連携を目的とした双方のユーザーインターフェースにおける特定機能の水準を高める。そして内部の動作は統合に向けてますます進んでいる。これが戦略だ」と語った。 Ozzie 氏の発言にもかかわらず、あるアナリストは Groove の重要性、さらにはその将来性について悲観的見方を示した。Microsoft が Groove を買収したのは、Ozzie 氏と同氏のチームが目的で、Groove を手に入れることではなかったという。Ozzie 氏は、『Lotus Notes』を作成した人物でもある。最終的に、IBM が Lotus Notes を買収した。また Gates 氏は2006年8月、CSA の席を Ozzie 氏に譲っている。 関連記事 最新トップニュース
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