IBM は23日、大規模なインターネット企業のデータセンターを悩ませる消費電力の重圧を解消する、新しい省エネルギー型サーバーを発表した。
この『IBM iDataPlex』システムは、オンラインネットワークを行き交う動画やオンラインゲームなど、大きな帯域幅を要求するアプリケーションの急増に伴う電力コスト増加に対処するための IBM のソリューションの一環として、サンフランシスコで開催中の『Web 2.0 Expo』で披露された。
「IBM iDataPlex の狙いは、Web 2.0 スタイルのコンピューティングの効率を高め、インターネット企業や、金融サービスや調査研究などハイパフォーマンス分野のために、そうしたコンピューティングを提供することにある」と、IBM の Systems and Technology 部門担当副社長を務める Bill Zeitler 氏は声明のなかで述べている。
IBM は iDataPlex により、オンライン広告やリッチメディア コンテンツ、データ集約型アプリケーションなどをおもに扱うインターネット企業向けのサーバー市場に、初めて本格的に進出することになる。
WinterGreen Research の最新調査によれば、2007年には24億ドル規模だった Web 2.0 サーバー市場は、2014年までに61億ドル規模に成長するという。付随するストレージ関連支出も計算に入れれば、Web 2.0 インフラ関連機器市場は100億ドルに達すると WinterGreen は予測している。