Webビジネス 2008年5月3日 12:40

『WS-Management』が正式仕様に

著者: Richard Adhikari  オリジナル版を読む
2008年5月3日 12:40 付の記事
■海外internet.com発の記事

Distributed Management Task Force (DMTF) が、Web サービスを IT システム管理に利用するための仕様『Web Services for Management』を、最初の公開から2年を経てこのほど正式に承認した。

DMTF は、世界44か国、約200の組織から4000人余りが参加する業界団体で、相互運用可能な管理のための標準仕様やイニシアチブの策定、採用および促進を手がける。役員には、IBM、Intel、AMD、Novell、Microsoft、HP、Broadcom、EMC といった企業の代表が名を連ねる。

『WS-Management』や『WS-MAN』などの通称で知られる同仕様では、IT システムの遠隔管理に Web サービスを利用する。現在そういった管理には、以前からある『Simple Network Management Protocol』(SNMP) のような仕様が使われるのが一般的だ。

WS-Management は、システムが IT インフラを横断して管理情報を利用および交換するための共通方式を提供し、管理アプリケーションとそれらが管理するリソースとの間の相互運用性を高める。また、WS-Management の支持者たちは、仕様として定着しているという点では SNMP に遠く及ばないが、WS-Management は SNMP より柔軟性が高いと以前から主張している。

WS-Management は、半導体部品や携帯端末から、パソコン、サーバー、大規模データセンターまで、ネットワーク全体にわたる多種多様な機器に対応できる。

WS-Management は『SOAP』を基盤としており、Web サービスの仕様や利用要件のコア部分を識別し、システム管理の中核をなす操作の共通セットを公開することで、相互運用性を促進する。

CA のディスティングイッシュト エンジニアで、同社 CTO (最高技術責任者) 付きの主任アーキテクトを務める Chris Craddock 氏は、WS-Management について、同仕様は Web サービスと情報モデルを用いることにより、多様なシステムが混在する企業環境において種々雑多なハードウェア プラットフォーム、OS、ミドルウェアとのやり取りを容易にしているため、「効率およびサービスレベルに関する目標達成において顧客を支援するという、CA の大規模戦略における有用なツールになる」と述べている。

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