仮想テープライブラリ市場で勢力拡大を狙う IBMIBM は13日、白熱する仮想テープライブラリ (VTL) 市場で実績のあるライバルたちを追い上げるべく、より高速で大規模なテープ仮想化ソリューションを発表した。
また、ネットワーク接続型ストレージ (NAS) 製品『N』シリーズのプロビジョニング作業を自動化する新ソフトウェア『IBM N series Provisioning Manager Software』なども発表した。いずれの製品も、6月上旬までには出荷を開始する予定だ。 IBM のシステムストレージ担当国際製品マーケティング ディレクタを務める Charlie Andrews 氏によれば、今回発表した『Virtualization Engine TS7530』は、「すべてにおいて最高を提供する」ものだという。 たとえば、TS7530 の容量は1TB で、前モデル『TS7520』よりも33%増加している。 だが、もっとも目を引くのは、ソフトウェア圧縮ではなくハードウェア圧縮を用いて、速度を高め、ストレージコストを軽減する点だろう。IBM の VTL 製品でハードウェア圧縮を採用したのは今回が初めてだが、VTL 分野の競合各社は、ここ1年で同技術の採用を進めていた。 従来、物理テープにバックアップデータを記録する際には、ハードウェア圧縮を用いていたが、ディスク上に記録する場合、通常はソフトウェア圧縮を用いていた。ソフトウェア圧縮は VTL コントローラの処理サイクルを用いて行なうため、ハードウェア圧縮を実装すれば効率が改善する。 ほかにも IBM は、ストレージシステム用ソフトウェア『IBM N series FlexCache Software』を発表した。このソフトウェアを使えば、ストレージインフラ内に「柔軟性があり拡張可能なキャッシュ階層」を構築でき、企業環境においてストレージのボトルネック回避に役立つという。 関連記事 最新トップニュース
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