![]() ![]() ![]() ![]() IBM、最新『Cell』プロセッサ搭載のブレード サーバーを発表この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20080514/10.html
著者:Andy Patrizio
海外internet.com発の記事
IBM の『Cell Broadband Engine』(Cell/B.E.) は、もはやゲーム機専用のプロセッサではない。
同社は13日、新しい Cell/B.E. プロセッサを搭載した第3世代のブレード サーバー『IBM BladeCenter QS22』を発表した。QS22 が搭載する Cell プロセッサは、ソニーの家庭用ゲーム機『PLAYSTATION 3』(PS3) 用プロセッサとして盛り込んでいた従来機能を一部削り、複雑な数値演算を処理するコプロセッサへと進化した『IBM PowerXCell 8i』だ。 Cell を搭載した最初のブレード サーバーは『IBM BladeCenter QS20』で、これには PS3 と同じプロセッサが採用された。 第2世代の『IBM BladeCenter QS21』では、サウスブリッジに改良が施された。 そして、6月上旬に発売予定の QS22 では、倍精度演算性能を強化し、利用可能なメモリ容量を大幅に増やしたほか、PS3 で使用していた Rambus の『XDR』メモリ アーキテクチャに代えて、パソコン分野で一般的な DDR メモリを採用している。 QS22 は、標準的なサーバーと併用することで、高性能コンピューティング (HPC) をこなす強力な演算処理システムとして利用できる。デュアル ソケット対応の QS22 は、単独でも380ギガフロップスの演算性能を発揮する。平均的な Intel のデュアルコア プロセッサの演算性能は、12ギガフロップス前後だ。 IBM で Systems & Technology Group のバイスプレジデントを務める Jim Comfort 氏は、取材に対して次のように語った。「当社はハイブリッド コンピューティング モデルを取り入れようとしている。具体的には、中心的な演算はこれまでのプラットフォームで行ない、大量のデジタルメディア処理やトランスコーディング、コンテンツ制作などが必要になったときは Cell を利用するが、主な作業はそのまま従来のプロセッサに任せておくというものだ」 「ブレード システムに取り組んでいるおかげで、ハイブリッド システムもはるかに容易に実現できる」と Comfort 氏は述べた。 ハイブリッド コンピューティング モデルは、ヘテロジニアス (異機種混交) コンピューティングとも呼ばれ、Intel や AMD、NVIDIA がそれぞれ開発を進めているコンセプトだ。 |