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2008年5月16日 13:20

『Windows 7』のリリース、本当はいつ?

5月7日に来日した Microsoft の会長 Bill Gates 氏は、業界団体『ウインドウズ デジタルライフ コンソーシアム』のカンファレンスで講演し、『Vista』に続く『Windows』の次期バージョンについて一部を明らかにした。

講演の記録によると、同氏はこの会議で次のように語っている。「現在、次期バージョン『Windows 7』の開発を精力的に進めている。私は、開発の状況にとてもわくわくしている。…省電力で必要なメモリーも少なく、効率が高まり、携帯電話との接続性も大いに向上する」

つまり、Windows 7は、少ない電力を効率的に利用し、Vista のように大量のリソースを消費することはなく、携帯電話との連携も緊密になるということだ。これが、『Windows Mobile』ベースの携帯電話を指していることは言うまでもない。

同社の動向に注視しているアナリストらは、Windows 7 に関する今回の発言にそれほど興味を抱いていない。業界筋が関心を持っているのは、Windows 7 の機能よりも、本当はいつ出荷されるのかという点だ。

Gates 氏が最近行なった他の発表について、一部メディアと同じように受け取ったという人がいれば、実際に Windows 7 が登場するまで、1、2年ほど待ちぼうけを食わされることになるかもしれない。

同氏は4月初め、Windows 7 を2009年中にリリースすると語り、業界観測筋や評論家を驚かせた。Gates 氏も Microsoft も、これがアルファ版あるいはベータ版のテストを開始することを指すのか、開発スケジュールを前倒しして Windows 7を実際にリリースすることを指すのかは明確にしなかった。

Gates 氏の発言を額面どおり受け取れば、Windows 7 の出荷スケジュールがかなり早まったとも思える。Microsoft はこれまで一貫して、Vista の商用リリースから3年で出荷すると述べている。であれば、Windows 7 の出荷は2009年ではなく、早くとも2010年の第1四半期ということになる。Vista のリリースは2007年の1月30日だったからだ。

Gates 氏が勝手な発言をしたとか、途方もないことを言っているなどという発言は聞かれないようだ。しかし、Microsoft の広報担当者は、公式スケジュールについてしか語らず、東京における Gates 氏の発言について訊ねても回答しようとしない。7月には第一線を退くことになっている Gates 氏だが、それでも同社の会長であり共同創設者である人物の発言を否定したりすれば、おそらくキャリアに影響するのだろう。

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