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ウィジェット、ガジェットをビジネスにしている会社■日本でのウィジェット、ガジェットビジネス
国内でのウィジェット、ガジェット市場が発展途上のため中々特徴だった動きをすること自体が難しいが、現状ではウィジェット、ガジェットの制作を手がける会社が対象となるだろう。 オープンな開発環境で、簡単にソースが手に入ってしまうウィジェット、ガジェットは「誰でも簡単に、手軽に制作できるツール」というもので、最近では結構な数が出回っているのは第1回コラムで述べたとおりで、せっかく制作したウィジェット、ガジェットが埋もれてしまう状態だ。 だからこそ凝ったデザインや便利なツール、面白いアイデアがないと中々ユーザーの眼に触れない点もある。開発者自身のサイトや、各プラットフォーム提供企業が運営するギャラリーなどにウィジェット、ガジェットをアップしておいてもユーザーが入手するための条件は「見た目」と「分かりやすさ」が重要な要素である。 それら要素を企画・提案し、制作できる会社が今後のウィジェット、ガジェットビジネスの主導権を握れる材料の1つであると考える。 また、現在の数多くあるソフトウェアダウンロードサイトのように、制作したウィジェット、ガジェットが掲載されているサイトのニーズも高まってくると思われる。 そういったサイト上で有料ダウンロードや広告ビジネス、自身の開発したウィジェット、ガジェットがどのくらいの人が入手し、アクティブユーザーがどのくらいなのか把握可能な効果測定ツールの提供などがビジネスとして可能性があると思われ、そういったサービスを提供している会社も国内で出始めている。 ■世界のウィジェット、ガジェットビジネス Net vibes という Web ブラウザ上で好きなウィジェット、ガジェットを自由にレイアウト設置して利用するサービスがあり、イメージでいうと iGoogle などに近いサービスだ。 そんな Net vibes のウィジェット、ガジェットを他のサービスでも利用できるための開発環境が Net vibesUWA(Universal Widget API)というもので、iGoogle、Windows Live、Opera、などの Web 利用から、Windows Vista、Yahoo! ウィジェットなどのデスクトップ利用にも対応している。 こうすることで1つずつ各プラットフォームに対応したウィジェット、ガジェットを開発するよりも、この Net vibes UWA で開発すれば対応ウィジェット、ガジェットが飛躍的に増えて結果的に多くの利用ユーザーを得ることができるのと同時に、ウィジェット、ガジェットのインフラ的な側面を持っている。 これに似たような仕組みを提供しているアメリカの Widgetbox があり、この会社は投資家から資金調達も完了しており、この事実から今後大きな発展性が期待される。 このように海外では大量のウィジェット、ガジェットをホストさせ、広告出稿や開発者とレベニューシェアの仕組みなどビジネスモデル構築を模索しているようだ。 ■今後の展開 現状ウィジェット、ガジェットをビジネスとして展開しているパターンは今まで述べてきたもので以下2つがある。 1.企業のマーケティングツールとしてのニーズに対して企画・開発を実施。 2.ウィジェット、ガジェットインフラ環境を提供し、そこから広告配信を検討。 以前本コラムでも述べたとおり、5人に1人が何かしらのかたちで触れているウィジェット、ガジェットはその大きな可能性を持っているにも関わらず、今のところビジネスとして大きなアドバンテージを握っている会社はまだない。 欧米などが資金調達を完了している点から1歩リードかもしれないが、まだまだ大きなチャンスがあると思われ、この分野で活躍されている企業に今後も注目していきたい。 (執筆:株式会社ハナツキ 波多江祐介) 記事提供:HANATSUKI(ハナツキ)
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