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VMware、市場における優位を保つ新たな動き仮想化市場における最大手 VMware は19日、その地歩をさらに強固なものにする動きをはっきりと示した。翌20日からは、最大の競合相手 Citrix Systems がテキサス州ヒューストンで大型イベント『Citrix Synergy 08』を開催する予定となっており、VMware は機先を制する形で、その前日に3件の発表を行なった。
その3つとは、同社のデスクトップ仮想化ソリューション『VMware Virtual Desktop Infrastructure (VDI)』に関連し、サードパーティ製シンクライアントへの取り組み強化をはじめ、IT 専門職を対象としたサービスの開始、顧客層を拡大するための Sun Microsystems との協力だ。 VMware で Enterprise Desktops 部門の上級ディレクタを務める Jerry Chen 氏は、取材に対して「今日の発表は、どれも VDI およびエコシステムとの関わり合いが焦点となっている」と語った。 エコシステムに関する取り組みは重要だ。これまで、仮想化における VMware の優位は疑いようのないものだった。しかし、『Windows Server 2008』用のハイパーバイザ『Hyper-V』のリリースを2008年第2四半期に控えている Microsoft は、VMware と競合する Citrix と協力しており、その Citrix は独立系のベンダー各社と協力関係にある。VMware が市場大手としての立場を守るには、奮起する必要がある。 そして同社にとって最も重要なのは、顧客企業の IT 部門を対象とした新たな業務サービス スイートの提供開始だ。このサービスは、VMware の方法論に基づく最良実施例を用い、仮想デスクトップの導入/管理/最適化について、企業の IT 部門を支援する。 業務サービスの重要性も、競合関係に照らせば明らかだ。先ごろ Kidaro を買収した Microsoft が、背後に迫りつつある。Kidaro は、企業向けのデスクトップ仮想化ソリューションを手がけていた。Kidaro の仮想化技術は、Microsoft のデスクトップ最適化ソリューション『Microsoft Desktop Optimization Pack for Software Assurance』に組み込まれ、VMware の仮想デスクトップ管理製品『VMware ACE』としのぎを削ることになる。 最後に、Sun Microsystems との協力だが、これは Sun の広域ネットワーク (WAN) ソリューション『Sun Ray Server Software』と VDI との統合だ。Sun Ray が備える画面配信プロトコル『Appliance Link Protocol (ALP)』は、データ遅延が起こりがちなネットワークを介して仮想デスクトップを配信する際、他の画面配信プロトコルよりも優れた性能を発揮する。Chen 氏によると、今回の統合によって「VMware と Sun の関係がさらに深まる」という。 関連記事 最新トップニュース
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