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2008年6月9日 09:00

Microsoft 対 Alcatel-Lucent、お互いの特許侵害訴訟で痛みわけ

Microsoft は、フランスの通信大手 Alcatel-Lucent と係争中の特許訴訟で、またひとつ問題を回避することができた。サンディエゴ州連邦裁判所の陪審が、Microsoft は Alcatel-Lucent の持つ動画コーディング特許を侵害していないとの判断を下したためだ。Alcatel-Lucent はこの訴訟で4億1900万ドルの損害賠償を求めていた。

また陪審は、Microsoft が対抗訴訟で持ち出した4件の特許について有効と認める一方、Alcatel-Lucent がそれらの特許を侵害していないとの判断も下している。

今回の裁判は、Microsoft が Alcatel-Lucent の複数特許技術を侵害したか否かが争点となった3件の裁判の最後にあたるものだ。

両社はお互いにさまざまな訴訟を起こしており、今回の裁判はその最新のものにすぎない。両社の対立は、合わせて15件の特許が関係するという複雑なものだったため、連邦判事は係争を複数の裁判に分割していた。当初は5件の裁判を予定していたが、法的な駆け引きと審理前判決が行なわれた結果、裁判の数は3つに減った。今回がその3番目の裁判だった。

今回のような訴訟ではよくあることだが、双方の当事者は、長期にわたるこの訴訟で自分たちが有利になった部分をただちに主張した。

Microsoft のバイスプレジデントで次席法務顧問の Tom Burt 氏は Eメールで声明を寄せ、次のように述べた。「陪審が、当社による Alcatel-Lucent の動画コーディング特許侵害を認めず、Alcatel-Lucent の求めた4億1900万ドルという法外な損害賠償を却下したことについて、嬉しく思う」

一方の Alcatel-Lucent は、Microsoft が起こした対抗訴訟における自社の勝利を評価してみせた。この対抗訴訟は、Microsoft の持つ4件の特許を Alcatel-Lucent が侵害したとするものだった。

Alcatel-Lucent も Eメールで寄せた声明で、次のように述べている。「われわれは、当社に対する Microsoft の特許侵害の申し立てが、訴えの利益のないものと当初から考え、反対の立場を強く表明してきた。陪審がその点でわれわれに賛同したことを歓迎する」

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