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2008年6月12日 11:50

Microsoft、次期 ID ライフサイクル管理製品のベータ版を公開

著者Richard Adhikariオリジナル版を読む海外海外発
Microsoft は今週、フロリダ州で開催中のイベント『Tech*Ed North America 2008 IT Professionals』の席上で、ID 管理製品『Identity Lifecycle Manager (ILM) 2』(開発コード名) の最初の公開ベータ版を発表した。

同製品は、配属する際の新規ユーザーの生成から、退職時の登録抹消まで、ID 情報のライフサイクル全体を扱う。

同製品は、企業向け分野で Microsoft が切望していたソリューションを提供するが、企業がそれを受け入れるか否かはまだわからない。なぜなら、同製品はエンドユーザーが自分自身の ID 情報を管理できるもので、この点がセキュリティ上の懸念に繋がるためだ。

Microsoft の ID およびアクセス事業グループのゼネラルマネージャ Douglas Leland 氏は取材に対し、『ILM 2007』の後継製品となる ILM 2 は、「種類の異なるさまざまなシステムを横断し、複数の利用者層に対応する、統合型の ID 管理システムを提供する」と語った。

Leland 氏はさらに、ILM 2 が「エンドユーザー向けの強力なセルフサービス機能と、IT 担当者向けの豊富な管理ツールや強化された自動化機能を備える」と付け加えた。

ILM 2 は、『.NET』のフレームワークや API に基づく自動化ポータルも備える。これら API は、Web サービスの標準規格に基づくものになる。

Leland 氏は、ユーザー中心的にすることが「Microsoft にとって重要」だと述べた。同氏によると、目標は、ユーザーが Microsoft の『Windows』や『Office』を使って自分自身の ID 情報やアクセス権限を管理できるようにすることで、「一貫性のある見慣れたインターフェースを、プライバシーに配慮した形で提供していく」という。

『Windows XP』への対応も問題なさそうだ。「当社は後方互換にも対応するからだ」と Leland 氏は説明したが、「言うまでもなく、『Vista』に移行すれば大きなメリットがある」とも付け加えた。

Leland 氏によると、「エンドユーザー自身がプロフィールや権限などを管理するための重要なツールが、現状ではどこからも提供されていない」ため、Microsoft がこのユーザー中心的なアプローチで先頭に立つことになるという。

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