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事業仕分けによる次世代スーパーコンピューターの開発予算削減について、どうお考えですか?
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iPhone 3G:冷静な考察 Apple の Worldwide Developers Conference 2008で Steve Jobs 氏の基調講演を聞き、あとでまたビデオを見た筆者は、Jobs 氏が作り出すあまりに有名な現実歪曲(わいきょく)空間に引き込まれたに違いない。Apple の次世代 iPhone である「iPhone 3G」に対する態度を決められずにいた筆者は、数分もたたないうちにこれを神格化し、必ず購入しなくてはならない気持ちになっていた。
では、筆者は iPhone 3G を購入するため発売日に列に並ぶだろうか? 並ばない。ならば、ここで筆者を考え直させたのは何だったのだろうか? 単純だ。筆者はこの現実歪曲(わいきょく)空間から抜けだして冷静になり、明確に考え始めたのだ。 さて、Steve Jobs 氏はスタイル、カリスマ性、そして魅力をにじませるという意味で大半の技術マニアと違うことが特長だ。そして、数千人の熱狂的 Mac ファンを前にステージに立つことほど、Jobs 氏がその力を発揮することはない。Steve が「Apple」と書かれたハンカチをポケットから取り出したら、人々は絶対にその発売日を知りたがるだろう。結局それは何なのだろうか? 催眠術なのか? テクノ新宗教なのだろうか? 魅力などは分からない。分かるのは、それが機能するということだけだ。 では、iPhone 3G を冷静に眺めると何が見えてくるだろうか? 筆者には、Web に対応し、カメラを搭載し、GPS を内蔵し、ポータブルメディアプレーヤにもなる3G 対応のスマートホンが見える。スマートであることはもちろん、確かにスタイリッシュだし、とても薄い(最近の Apple の薄さへのこだわりは何なのだろう? 社員全員が拒食症にでもかかったかのようである)。しかし、iPhone は基本的にはスマートホンなのだ。 その上、iPhone は他社(Blackberry や HTC など)が2007年ごろから著しく力を入れてきた市場で徐々に競合していかなくてならない。RIM (Blackberry のメーカー)は、自社の重点を移し(あるいは少なくとも拡大し)、iPhone が高い人気を獲得した市場をカバーすることを明言した Mac スタイルの広告でコンシューマー市場までターゲットにし始めている(同時に、Apple も iPhone 3G が同様にエンタープライズ向けであることを強調している)。 いったん冷静になれば、筆者には自分が第一世代の iPhone を気に入らなかった理由が、iPhone 3G にもそのまま当てはまることが分かる。まず、Apple がいかに iPhone を魅力的もしくは革命的にしようとしても、これはスマートホンにすぎないのだ。 OS X の一種が動くことは確かだし、インターフェイスもおそらく最も使いやすい部類にはいるが(この点については後述する)独自性はない。メディアプレーヤやサードパーティー製アプリケーションのプラットフォームとしても機能するタッチスクリーンベースのスマートホンもほかにいくらでもある。Apple はスマートホンを発明しなかったし、率直に言うと、iPhone 3G の一部機能(具体的には3G と GPS)は最初のモデルに搭載されるべきものだった。 iPhone 3G は、第一世代の iPhone と同じタッチスクリーン、同じプロセッサ、同じ記憶容量、そして同じカメラを搭載する。客観的に iPhone を見ると、iPhone が売れる理由が革命的な機能でないことは明らかだ。秀逸な(しかし極端に汚れやすい)タッチスクリーンを除けば、革命的な機能はかなり少ないからだ。そのオーラは、Apple マークの付いた iPod と携帯電話のハイブリッドである事実から出ているものだ。相変わらず中身より外観なのだ。 話題をそのソフトウェアに戻そう。Apple は iPhone のインターフェイスを使いやすいものにしたが、機能がその犠牲になった。電子メールクライアントはまだかなり基本的なものでしかなく、カレンダーアプリケーションもしかりだ。コピー&ペーストなどの基本機能は依然として実現されておらず、GPS ソフトウェアなどの新機能も、あまりにシンプルで実用にはほど遠い。 Apple では、まもなくサービスを開始する App Store が内蔵アプリケーションの欠点を補うことを期待しているが、筆者はあまり期待していない。内蔵ファームウェアパッケージの不足を補うためサードパーティー製ソフトウェアに頼るのなら、サードパーティーソフトウェアのエコシステムがはるかに成熟している Windows Mobile プラットフォームを検討した方がよい。 最後に、値下げについて考えてみよう。Apple の掲げた iPhone 3G のうたい文句は、「Twice as fast. Half the price (速度は2倍、価格は半分)」だ。しかし、これは本当にそうなのだろうか? 速度が2倍とはもちろん、理想的な条件では実際に EGDE より2倍高速な3G ネットワークの速度を指す。 しかし、価格についてはどうだろう? 8G バイト版 iPhone 3G の価格は199ドルで、旧モデルは399ドルだ。ここまでは良いだろう。しかし、iPhone 3G の発売に合わせ、AT&T では3G の使い放題プランを EDGE より1か月10ドル値上げしてきた。つまり、24か月契約で考えると、240ドル余分にかかることになる。 199ドル + 240ドル = 439ドルだ。確かに半額だ!現行の iPhone より40ドル以上高い(しかも、MobileMe サブスクリプションサービスにさらに年間99ドルかかる)。 iPhone は、お金を入れるための単なる貯金箱に過ぎないように思える。そして、Apple がそこからどんどん使っていくのだ。しかも、あなたは来年になれば改良された32/64G バイト版が欲しくなるのだ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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