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ビジネス2008年6月17日 09:00
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検索エンジン会社提供のサイト管理ツールで実現できること・できないこと(前編)

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20080617/8.html
著者:株式会社アイレップ
国内internet.com発の記事
■検索会社からの情報発信が進むサーチマーケティング業界
Web サイトへのトラフィックに多大な影響を与え、サイト運営者側からの検索エンジン経由の集客に関心が高まった2000年以降、Google をはじめ主要な検索エンジン会社はサーチマーケティング業界に対し、積極的な情報発信を行いサイト運営者や広告主と積極的なコミュニケーションをはかるようになった。

当初は匿名ながらも、米国の検索関連フォーラム「WebmasterWorld」にて Google 社員を名乗る GoogleGuy という匿名の人物がフォーラム参加者からの様々な疑問や質問について、それまで完全ブラックボックス化されていた Google の検索に対する考え方からテクニカルな問題まで、可能な範囲で回答をしていた。それに呼応して匿名ながら Yahoo! や Microsoft 社員も匿名 ID にて検索連動型広告やローカル検索などサーチ全般について頻出する疑問・質問や新機能についての情報発信を行うようになってきた。

今日では Blog というツールの登場により、各社それぞれ公式 Blog を持ち、サーチマーケッターが役立てる情報を発信している。日本でも Yahoo! 検索 project がインデックスやアルゴリズムの更新時にそれを発表したり、Google 公式 Blog で様々な話題が取り上げられていることからも理解いただけるだろう。

とりわけ非公開が大部分を占める Web 検索(自然検索)のランキングアルゴリズムにつても、Webmaster Central BlogGoogleWeb マスター向けヘルプセンターなどを通じて、相当のボリュームのテクニカル情報を含む、検索エンジン対策に関心あるサイト運営者向けの情報が発信されている。

このように検索エンジン会社がサイト運営者との積極的なコミュニケーションを行う背景には、次のような理由がある。つまり、どのような作法に従うことで検索エンジン(=Google)がそれを適切にインデックスし評価するか、そして何を検索エンジンが嫌い、検索エンジンスパムと判定するか情報開示を通じてサイト運営者に伝達・教育することにより、パブリッシャーが作成する有益なコンテンツを効率よく検索エンジンでも認識し、ランク付けできると共に、検索可能領域(カバレッジ)も拡大させることができる。

さらに、何のキーワードと関連づけるべきかが(アルゴリズムで)判断しやすい環境が整えば、適切なキーワードとコンテンツをマッチさせることが可能になり、それは検索エンジン利用者に対し関連性の高い検索結果の提示というメリットをもたらすことにつなげられる、というわけだ。

以上の通り、検索エンジン側からも多くの情報が提示されるようになってきたわけだが、とりわけ本コラムの主要読者である日本の方々にとって最近注目すべきツールは、Yahoo!JAPAN から提供が開始された Yahoo! 検索サイトエクスプローラー(以下、サイトエクスプローラー)だろう。ここに以前から提供されている Google の Web マスターツールに加えて、正式発表こそされていないが Microsoft からも Web マスターセンターが提供されており、世界の主要検索エンジン3社のサイト管理ツールが揃ったことになる。

(以下、サイトエクスプローラー、Web マスターツール、Web マスターセンター3つを総称的に指す言葉として「サイト管理ツール」とする)

■サイト管理ツールだから、実現できること
さて、サイト管理ツールは一体何を提供してくれるのか。「自分のサイトのインデックスやバックリンクの状況を確認したり、robots.txt の文法チェックができる」程度のことは、あちこちのニュースを読んでいると何となく想像ができよう。

しかし、各社似たようなツールであり同等の機能を提供しつつも、それぞれ独自機能を持ち、かつ(狙ったキーワードで検索上位に表示するという意味での)「SEO」に関心はなくとも検索エンジン経由の訪問者を否定しないのであれば、ツールの設定だけはした方が良い、という機能も実はある。そこで、来週は Google と Yahoo! の特徴的な機能について解説していこう。

(執筆:株式会社アイレップ 取締役 SEM 総合研究所 所長 渡辺隆広)

記事提供:アイレップ
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