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2008年7月28日 09:00

Facebook 向けウィジェットはビッグビジネスとなるか?

著者Susan Kuchinskasオリジナル版を読む海外海外発
ソーシャル メディアは儲からない。先ごろ開かれた Facebook の開発者向けカンファレンス『f8』の会場にいると、かつてそう言われたことが嘘のようだ。

先ごろ、開発者や開発者を目指す人々約1000人を集めてサンフランシスコで開催された同イベントでは、Facebook 向けのウィジェットやアプリケーションからいかにして利益を上げるか、その方法をアプリケーション開発者に提示しようとしている出展者が全体の半数を占める様子だった (Facebook によると、Facebook のプラットフォーム向けに開発を行なっている人は約40万人にのぼるという)。

そのほか、大手広告主のソーシャル分野への進出を支援する、または支援したいと考えているソーシャル メディア マーケティング企業も出展していた。例えば、双方向マーケティング会社の Terralever は、エナジー飲料メーカー Red Bull のソーシャル分野への早期参入を支援したケースを紹介していた。

現在の新興エコシステムの多くがそうであるように、Facebook 向けアプリケーション ビジネスはその大半が広告を、次いでアフィリエイト マーケティングを基盤としている。しかし、その広告が Web 2.0 関連新興企業の収入源として支持されている検索最大手、Google のソーシャル分野への取り組みでさえ、いまだ利益を出すには至っていない。

そこへ登場してきたのが、ソーシャル メディアに特化した広告ネットワークだ。例えば、OfferPal Media は、開発者がユーザーに向けてアフィリエイト マーケティングを行なうことを可能にした。また、RockYou は、ウィジェットを配布するだけでなく、開発者がそのウィジェットに広告を組み込めるようにした。ソーシャル メディア用アプリケーション向けに広告を提供する SocialMedia によれば、この種の広告市場は2008年に16億ドル規模にまで達する見通しだという。

もう1つの有望なモデルは、アプリケーション、特にゲームの有料サブスクリプション モデルだ。Facebook が開発中の支払いプラットフォームについて開発者たちと話を進める一方、いくつかの企業は別の方法を用いて料金を課金している。

Facebook 向けゲーム開発企業 Playfish は、『Who Has the Biggest Brain?』など3つのゲームを提供しているが、先ごろ自社独自のマイクロトランザクション (小額決済) システムをリリースした。このシステムでは、ゲームユーザーが『PayPal』や『Google Checkout』など様々な手段で料金を支払うことができる。Playfish の COO (最高執行責任者) Sebastien de Halleux 氏は、プレイヤーが良質なゲームに喜んで大金を支払うビデオゲーム業界の出身だ。

de Halleux 氏 は取材に対して次のように語っている。「当社は Facebook をビデオゲーム業界にとっての大きな脅威と見ている。当社は Facebook プラットフォームの登場を、人々が店までゲームを買いに出向く必要をなくし、代わりに人々がどこにいてもゲームを届けられる絶好の商機と見て取った」

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